2009年10月20日
2001年のしし座流星群には感動しました。
この時は子供もいったん早く寝かせて、夜中に起こして、みんな一緒にマンションの屋上にあがって見ました。その日はあいにく昼間曇っていて見れないのではないかと心配しましたが、夜中には晴れて大阪のど真ん中にもかかわらずたくさんの流れ星をみることができました。
流れ星をみるのははじめてでしたが、空の端から端まで星が流れていくのは圧巻でした。しかもいくつもいくつも流れていくのです。真夜中だったにもかかわらず、見とれてしまい、時が経つのも忘れてずっと眺めていました。
この感動が忘れられず、流星のニュースには敏感に反応してしまいます。
最近は毎年お盆の時期にペルセウス流星群が話題になりますが、これも2年前くらいに見ることができました。
今回は2006年から注目されているオリオン座流星群です。オリオン座流星群の元となるチリの粒を放出している天体は、あの有名なハレー彗星です。今から3000年も前にハレー彗星が放出したチリの粒が流れ星となってみえるようです。この流星群と地球が遭遇するチャンスはおよそ70年に1度の数年間に限られます。約70年前にあたる1936年にも、オリオン座流星群が活発化したという記録が残っています。今回のようにたくさん観察できるのは2010年までといわれており、今年2009年と来年2010年がラストチャンスです。
オリオン座流星群は晴れていれば、19日から22日の夜にかけて日本全国どこででも流星を見ることができると予想されています。
流れの中心点である放射点が、ある程度の高さになる22時頃から出現し始め、放射点の高度が高くなる真夜中以降、たくさんの流星が出現するようになります。空が明るくなる直前の4時頃に放射点の高度が最も高くなり、観測条件も良くなるようです。
でも4時まで起きているのは大変ですね。
オリオン座流星群の放射点は、オリオン座の中で、隣にあるふたご座との境界付近にありますが、放射点の方向にはあまりこだわらず、できるだけ空が広く見渡せる場所を選んで、空の広い範囲に注意を向け、空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星をみることができるとのことです。
流れ星が流れるのはあっという間なので、願い事をする時はよほどはやくお願いしないと無理ですよ。
もっと詳しく知りたい人は国立天文台の「見えるかな?オリオン座流星群」キャンペーン(19日~23日)へどうぞ
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20091019/index.html
携帯電話用のキャンペーンページへは次です
最新の記事
カテゴリ一覧
月別
お悩み別メニュー