さくら美容クリニック

院長ブログ

レーザー脱毛裏話その2

2010年01月12日

エステは既得権のように脱毛を行ってきたわけですが、厚生労働省は、脱毛は医療機関で行わないといけないという見解を示しています。

「厚生労働省ホームページ:医師免許を有しない者による脱毛行為等の取り扱いについて」http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/131109-a.pdf

レーザー脱毛が医療機関で始まった当初は『レーザー脱毛は一時的な脱毛だ』とエステがネガティブキャンペーンを拡げました。しかしレーザー脱毛が非常に効果的なことがわかると今度は『レーザー脱毛したいけどエステがレーザーまで行うことはやはりまずい』と思ったのか光脱毛に乗り出しました。

しかしやけどなどを起こして問題となり、やはり違法だということで光脱毛を行っていたエステが散発的に摘発されていたのですが、いたちごっこなので、当局は光脱毛の機械をエステに販売していたところを摘発しました。これを受けて『やっぱり捕まるんだ』ということになり、危機感を感じた光脱毛の機械の販売会社がエステに光脱毛の機械や部品の販売を行わなくなりました。このため光脱毛を行えなくなったエステがバタバタと倒産しました。こうして大手のエステは光脱毛から撤退する事態になったのです。

レーザー脱毛は簡単に言えば毛の生えてくるもとをヤケドさせて破壊することにより毛が生えなくなるわけです。基本はヤケドですから適切に行っても頻度が少ないとはいえ、表面までヤケドをおこすことがありえます。逆にまったくヤケドをおこさないとしたら、非常に低出力なエネルギーで行っているということで脱毛効果が低くなり、多くの人が迷惑をこうむります。僕たちは医療として行っていますからヤケドをおこしても治療ができます。『じゃあ破壊しない低出力の光脱毛ならいいだろう』と都合のいい理屈をつけて効果の低い低出力の光脱毛をいまだに行っているところもあります。

僕の言うことをそのまま鵜呑みにすべて信じろとは言いません。
今や情報はたくさんある世の中ですから、インターネットで 『光脱毛 エステ 違法』という言葉で調べれば『エステでやってはいけない』とか『やってもいい』とかさまざまな情報が手に入ります。望めば自分で情報を得ることができるのです。
エステの存在価値がないといっているのではありません。治療効果を求めず、リラックスするとかお姫様気分にさせてくれるのが目的であればエステに行くのもいいと思います。ただ効果的な治療という観点からは医療機関での施術をおすすめします。


           www.sc-hiroshima.com



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