2010年10月25日
医師国家試験に合格し、医局に入ると、研修医はオーベンという直属の上司について、さまざまなことを学びます
当時僕がついたオーベンが僕に『医者にはフィロソフィーが必要だ』と指導されました
フィロソフィー(philosophy)を辞書で調べると、人生[処世]哲学,人生[世界]観;考え方,見方,方針,信条,思想 とあります
外科修練した後、城本クリニックに入職したわけですが、ノルマを課されて『これだけは稼ぐように』とか指導されたことは一度もありません
お金を稼ぐことも経営があるわけですから、もちろん大切なのですが、それのみを追求するという姿勢はいただけません
僕の場合、医学的に見て、適応がある方には施術をすすめ、そうでない方には施術はすすめませんでした。効果が見込めない場合にはお断りをしたり、他のクリニックにある機器で効果が得られるのであれば紹介することもありました
カウンセリングの際にはどのような施術内容について詳しくお話をし、メリットだけでなく、デメリットもお話するようにしています
メリットだけをお話して、施術さえしてもらえばいいという風には考えておりません
施術もこれ以上のものはないと思えるくらいの丁寧さを心がけて行っています
今僕は城本クリニックの一員として広島院を切り盛りしているわけですが、自分が信じることを思い通りしています
この業界も長くなるといろんな話を聞く機会があるわけですが、他の美容外科の内情を聞くたびに、『きっと違う美容外科ではこんなに続かなかっただろうな』と思う今日この頃です
最新の記事
カテゴリ一覧
月別
お悩み別メニュー