2009年09月06日
こんにちは
昨日は 医療レーザー脱毛のブレイク のお話でした
美容治療には新しいものがどんどんでてきますが、なかには『これって本当に効果があるの?』と思ってしまうも
のもあり、言葉は悪いですが客引きのための新しい施術が行われている場合もあります
当然そういった施術は定番の治療にはなりえず、いつのまにか消えてしまっています
僕は情報を収集しながら、まず導入する前に自分たちにできるものはやってみて、必ず効果を確かめてい
ます(なかには確かめるまでもなく理論的に効果はないと考えられるものとか副作用のリスクが高いものもありま
すのでそういったものははじめから行いません)
このため新しい治療を日本で1番はじめに導入するということはありません
医療レーザー脱毛もそうですし、これからお話することもそうですが、これらの大きな流れはその時だけの流行
ではなく、現在は定番の標準治療となっているものばかりです
前置きが長くなりましたが次の大きな波は、 お勉強講座③ でお話した フォトフェイシャル をはじめとする光
治療が2000年頃よりブレークしました
短~中波長からやや長波長までの成分を含むブロードバンドな強い光であるIPL(Intense Pulsed Light)を照射し
て、シミ・そばかす・くすみ・赤ら顔・毛穴などをダウンタイムなく(他人に知られず)治療できるというコンセプトが
多くの方に受け入れられました
ただmsecレベルのパルス幅の長い光線ですので、強く行いすぎると熱損傷を生じてしまいます
何度も光治療を行った後にも残っているシミは、光治療では届かないシミであることが多いため、残りのシミを消
そうとどんどん出力をあげて治療しても、効果は少なく、副作用ばかりでてしまう(やけどをして逆に色素沈着をお
こす)ことになります
こういった場合にnsecレベルのパルス幅を持つQスイッチレーザーの出番があるわけです
光治療でなく、Qスイッチレーザーがいいといっているわけでなく、どちらもそれぞれの持ち味があるわけです
僕も普段光治療を多く行っていますが、光やレーザー、高周波などそれぞれの長所を生かした治療を行
うことに妙味があるのです
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