やはり夏は汗がでて臭いが気になるのでしょう
わきがのご相談や手術が多くなっています
広島院が開院してすでに6年近くになります
この間当院でわきが手術を受けられた方の再発はありませんので、当院で手術された方の再手術も当然ながらありません
それ以前の期間も入れると10年以上再発はないと思います
『再発しないのか?』ということも皆さんが気にされることですが、『傷跡が残らないのか?』ということも気にされるポイントです
結論としては100人手術して100人傷跡が残らない手術はありません
実際には手術後数年以上たって診察にお越しになる方はまれですので、どこまで傷が残っているのかは僕たちにも正確にはわかりません
身近な人で手術を受けた人で傷がまだわかる人もわからなくなっている人もいます。
このように傷跡に関しては個人差はあります
でも当院では丁寧な『剪除法』による手術を行っていますので、これまで再発はゼロです
当院の剪除法によるわきが手術は範囲がそれ程広くない方でも2時間以上かけて手術を行っています
実はわきがを再発させないだけなら、こんなに時間をかけなくても手術は可能です
できるだけきれいに治すという行程に実は時間がかかっているのです
一番傷跡にひびいてしまう合併症は血腫といって血が貯まってしまうことです
この血腫をできるだけおこさない工夫が必要なのです
この工夫があるからこそ気兼ねなく広範囲に完全にアポクリン腺を除去することができ、その結果再発がないのです
吸引法は傷が小さく済むはずですが、他院で吸引法に類する方法やその他の手術方法で手術を受け、わきが臭もなくならず、傷跡も残っている人のご相談をたくさん受けますが、これではそもそも手術する意味がありません
そんな手術をワキガが治ると説明して手術しているドクターは良心が痛まないのかと思います
剪除法が最も確実な方法ですが、剪除法だから再発しないというわけでなく、丁寧な剪除法だから再発のない結果のいい手術になると考えています
僕自身傷跡が残ることは仕方がないとあきらめているのではなく、今でも手術のマイナーチェンジは行ってよりきれいに治せるように努めています
今のところ100人手術して100人傷のなくなる手術はできません
でも100人手術して100人ワキガは完治しています
同じ剪除法でも5年前の僕の手術と今の僕の手術は違っています
これからも改良は続きます
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