よく聞かれるのでもう一度ウルセラとサーマクールの違いを説明します
| ウルセラ | サーマクール |
適用 | FOCUS式超音波による限局的リフティング、タイトニング効果 | RFによる輪郭形成とタイトニング効果 |
ターゲット | 表在性筋膜(SMAS)/結合組織 | 真皮~皮下の繊維隔壁(繊維性組織) |
到達深度 | 皮下1.5mm,、3.0 mmとSMAS4.5mmに限局的に | 真皮~脂肪組織まで |
熱作用の | 60-80 ˚C | 60℃弱でまんべんなく加熱 |
しくみ | 平均70℃で限局的に加熱 |
からだの中でおこっているタンパク変性・凝固自体はウルセラの方が強くおこっています
でもウルセラはタンパク凝固が起こっているところは点の集合体で凝固がおこっているのは部分的です
皮膚皮下組織をスポンジに例えるならサーマクールはスポンジすべてに凝固がおこっているイメージです
ウルセラは均一な深度でSMASという筋肉の膜に作用して局所的なリフトアップ効果をおこし、サーマクールは繊維組織に立体的に働きかける全体的な収縮によるタイトニング、小顔効果をおこします
要はおこっていることは強いが部分的なウルセラ、それより弱い(とはいっても他のたるみとり治療よりは明らかに強い)が全体的なサーマクールといえます
一方が優れているというわけではなく、効果が異なりますので、どちらか一方を行うこともできれば、同じ日に2つとも行うことも可能です
照射方法にもよりますが、どちら基本的にはダウンタイムはありません(ウルセラで浅い層を治療するとむくみがでます)
作用が強い分痛みも強かったのですが、痛みを抑える新しい照射方法が考案されたので、やがてはウルセラも増えてくるでしょう
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城本クリニック広島院 信頼のワンドクター制