本日検診で『満足しています』とおっしゃっていただけた方もPRPニューリバイブジータ治療の1ヶ月後の方でした。
目の下のタルミもほうれい線もかなり改善して喜んでおられました。
以前他院でカラスの足跡(目尻のしわ)にヒアルロン酸注射をした時には青あざができただけでまったく効果を感じなかったそうです。
PRPは採血から作製、注入まですべて僕自ら行っているので、今回当院でPRP治療される時に僕が採血したわけですが、普段病院で採血される時に血管がでにくくていつも採血に難渋されるのが、僕が簡単に採血したのでそこですでに違いを感じられたそうです。
採血や点滴が上手になったのは患者さんのおかげです。
20年以上前に大学で研修医をしていたころ、今はそんな大人数の部屋はないと思いますが、当時は16人部屋があったのです。
当直医は1人で病棟全体の点滴をして回るのですが、16人部屋で、しかも乳癌の患者さんも多く入院されていて、当時乳癌は大きく切り取る手術が主流でしたから、片腕のリンパの流れが悪いので、点滴は健康な方の腕にしかできません。しかも16人すべて女性ですからそのプレッシャーは相当なもので失敗は許されません。
中には難しい方もおられますから、汗をかきかき点滴に回って、技術が上達したのでした。
土日は美容外科学会でした。
いくつか興味をひくものがありました。
水素研究会のドクターやデトックスで有名なドクターが発表をされていて、化学的な話もあり、けっこうおもしろかったです。
水素は悪玉の活性酸素を消去するということでした。
美容外科学会も『内科的なことも必要になってきている』と感じているということですね。
実は僕も水素サプリをすでに試していたりします。
スポーツ選手にもけっこう拡がっているようです。
いろんな分野が日進月歩です。
数年前に当院で糸で留める埋没法で二重にされた方が、手術した頃はそれで良かったんだけれど、時間が経つにつれて罪悪感が大きくなって、どうしても糸を抜きたくなったので抜いてほしいということでした。
形など見かけがおかしいわけでなく、ナチュラルな二重ですので、ご本人の気持ちの問題だけです。
なかにはすべての糸が除去できないこともないわけではないのですが、ほとんどのケースで除去することができます。
当院での抜去の日時がご本院の予定とうまくあわなかったのか、別のクリニックを訪ねて、診察を受け、『左側は糸が見えているので、簡単に抜去できるよ』と説明を受けて抜去の手術を受けたそうです。
術前に『あとでとれた糸をみせてほしい』と伝えられていたようですが、手術後には『ボロボロにとれたので見せられない』と言われ、みせてもらえなかったということでした。
今回再度当院へ来院されたので
まず右側の糸を抜き、その後左側の糸も抜けていない可能性があるので探してみるとまったく除去できておらず残っていました。
今回は抜いた糸をすべてをお見せしたのですが、すべて抜去でき、喜んで泣いておられました。
小さな異物とはいえ異物は除去できることが基本です。
糸による埋没法は、糸を入れるだけでなく、糸を除去できてはじめて一人前です。
埋没法でも万が一の時に糸を抜けないとか糸を抜くのにまぶたの組織がボロボロになってしまうような埋没法は受けない方がいいと思います。
当院でPRPやサーマクール、ウルセラ、光治療などを受けられている方が、同窓会に参加されたそうで、多くの同級生に『なんでそんなに若いの?』と言われたそうです。
うれしいですよね。
『何かしてるの?』ときかれたそうですが、それは秘密です。
当院で治療を受けていただいて、同窓会でびっくりされる人はかなりおられます。
そういうお話を聞くと、僕たちもうれしいです。
『満足しています』今日もこの声をお聞きすることができました。
治療を受けられた方にそのように喜んでいただけると、僕たちもたいへんうれしくハッピーになります。
この言葉を高頻度に聞くことができるのがPRP(ニューリバイブジータ)治療です。
PRPはその成分やドクターの技量によって、効果が明らかに違う治療で、使いこなすには経験や技術が必要です。
美容治療は美術作品と同じです。
例えば彫刻は彫刻家によってまったく違った作品ができます。
また高価な彫刻刀を使えば誰でも上手に彫刻できるというわけではありません。
たとえばPRP治療だと彫刻刀にあたるのが注入するPRPそのものですが、これも僕の場合は採血から注入するPRPを抽出・調整まですべて自分の手で行います。
こだわって彫刻刀からして自分で作っているわけです。
僕が提示している症例写真はすべて僕が施術した症例です。
他のドクターが施術した写真はまったく使っていません。
いかに効果を確実に安定させるかが大切です。
今日のPRP治療の方は、5年前に当院でPRP治療を受けられて満足されていたのですが、その後他院でFGF治療を受けられて逆に目の下のたるみがひどくなり、そこで追加治療を受けたけれども改善ぜず今回の受診・治療となりました。
PRP治療中に仕上がり具合の確認のために鏡を見ていただくのですが、その時にすでに『もう良くなっている』と喜ばれていました。
はじめは美容治療を受けるのは敷居が高いのですが、1度成功すると『どこで治療しても同じかも・・・』と考える方もおられます。
美容治療も信頼できるかかりつけ医を選ぶ必要があります。
ご存知かと思いますが、ウルセラシステムは超音波で皮膚や皮下を加熱して、たるみを改善する治療です。
虫眼鏡で太陽の光を集めて、黒い紙を焦がすことができますよね
そんなイメージですが、超音波の焦点を集めて加熱します。
以前にもお話したかと思いますが、ウルセラは高価な機械ですので、やはり雨後のタケノコのようにパクリの機械がたくさんでてきています。
でも機械の性能がウルセラに匹敵するものはありません。
日本の厚労省にあたるアメリカのFDAの承認をとれているのもウルセラだけです。
すべての能力を真似できているのではなく、同じように加熱できていないのです。
真似している機械は、『ウルセラは痛い』『新型の機械は痛くない』と宣伝したりしていますが、実は充分加熱できていないから痛くないのです。つまり加熱が充分でないので効果が低いのです。
ウルセラは元々の機械本体の価格や消耗品が高価です。そのため施術費用もそれなりに高額になります。
患者さんはこのような詳しいことはわかりませんから、見かけが似ていれば、効果も同じと思います。
それを利用してクリニック側は効果は二の次で、安く導入できて、消耗品がなかったり、消耗品の価格が安いものを導入してそちらを受けさせようとしているわけです。
患者さんにも見る目(判断する力)が必要です。