2013年08月24日
さまざまな原因が考えられます
1つめは注入するPRPの質の違い
どこの会社のどのようなキットを使うかによってどんなPRPになるかが違います
また成長因子を加えて打つのかどうかも大きな違いになります
スムーズに血液採取できるかや途中の工程をいかに確実に行うかによってできるPRPが当然のことながら違ってきます(このため面倒でも僕は採血からPRPの分離・収集、成長因子の付加、注入まですべての工程をスタッフまかせにせず自分の手で行います)
2つめは注入するPRPの量の違い
これも当たり前ですが、注入する量が少なければ充分しわやくぼみを治せません
充分な量のPRPを作製することが必要となります
3つ目は術者の技術力やデザイン力の問題
ヒアルロン酸をあちこちのクリニックで打たれたことのある方はご存知と思いますが、ヒアルロン酸注入はできあいのヒアルロン酸をしわやくぼみに注射するだけの単純な処置ですが、これも施術者によって仕上がりに大きな違いがでます
目の下にヒアルロン酸は打たないクリニックもありますが、目の下は他の部位より微妙な調整が必要な部位です
目の下に打てないということはそうした調整ができないレベルの技術だということを意味します
PRPは通常ヒアルロン酸より多くの量を1度に注入しますから、これも施術者によってヒアルロン酸よりさらに大きな違いがでる要因となります
PRP治療は、PRP皮膚再生療法と呼ばれることもあるので、皮膚全体に打って全体に少しハリをだす治療と思われている方もおられると思いますが、実際にはそうした弱い効果でなく、しわやくぼみ、場合によってはたるみを大きく改善できることが大きな利点となっています
目の下のたるみはこれまで切らないと治らないと思われていたのですが、PRPで切らずにほとんど治療することができるのが一番の利点だと思います
昔は『目の下のたるみを治したい』と来院された方も『切る手術になる』とお話するとやはり傷跡が問題となるので、二の足を踏まれる方が多かったのですが、今ではPRPで人知れず治療できるケースがほとんどです
このようにPRP治療とひとことでいっても実は同じことが行われているのではなく、各クリニックでかなり異なった治療になっていると思います
実際にカウンセリングを受けてみるとPRPに対するそのクリニックの(ドクターの)自信の程度がわかります
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