もしかしたらビタミンAで妊娠しやすくできるのかも

熊本大や京都大によって卵子や精子の形成を促す遺伝子「MEIOSIN(マイオーシン)」を発見されています。

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生物の全身の組織や器官では「体細胞分裂」と呼ばれる細胞分裂で細胞が増殖していますが、卵巣や精巣では、一時期を境に染色体の数が半減する「減数分裂」という細胞分裂に切り替わり、卵子や精子が形成されます。

人の細胞の場合23対46本遺伝子があるわけですが、子供は両親から23本ずつ受け継いで46本の遺伝子になります。その46本を23本にするための分裂が「減数分裂」なんですね。

動物がビタミンAを代謝する際に作られる化合物「レチノイン酸」を投与すると、マイオーシンが活性化し、人為的に減数分裂を誘発することができることも発見されています。

つまりビタミンAで減数分裂を引き起こして、妊娠させやすくできる可能性があるということになります。

まだマウスの実験で、ビタミンAは種類によっては奇形にも関係するとされているので注意が必要かもしれませんが、興味ある発見です。

ビタミンAは細胞の分化に関係するビタミンともともとされているので、納得できる感じがします。

ビタミンAは肌をきれいにするためのお化粧品に配合されていますし、ニキビの標準治療薬となっているディフェリンもビタミンAの仲間です。

レチノールに首のしわを改善させる効果が発見された?

資生堂がレチノールに首のしわを改善させる効果があるという発表をしたようです。

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発見となっていますが、しわに効くこと自体は特に目新しいことではなく、わかっていることです。

ご存知の方もおられると思いますがレチノールはビタミンAの仲間です。

ビタミンAには皮膚の代謝を改善させる効果があり、しわ治療以外にも保険診療ではかなり以前からディフェリンというビタミンAの仲間が、にきび治療薬として使用されています。

レチノールというのはビタミンAの中では作用が弱く、同じビタミンAの仲間でもレチノイン酸と呼ばれる形の方が作用が強く、これもディフェリンがメジャーになる前から医薬品としてしわやしみ治療にも用いられています。

ただ効果が強いものは副作用も強いことが多いように、レチノイン酸では乾燥や皮むけがおこることがあります。ディフェリンでも乾燥や皮むけや一時的なにきびの悪化で使用を中止した方も多くおられることと思います。副作用を防ぐにはしっかり保湿しながら使用することです。

作用が弱いとはいえレチノールでも副作用がでる方はおられると思いますので、使用してみる方は効果や副作用をよく観察しながら保湿もしっかり行い、使用するようにします。

またレチノールの中でも種類や濃度によって効果に違いがみられるので、興味のある方は美容皮膚科に相談されてみられるのがいいと思います。

ビタミンAの化粧品を使い始めました。

目の下のくぼみやゴルゴラインはPRPで治療しましたが、すべてのしわがなくなったわけではありませんので、ビタミンAの化粧品を塗り始めました。

ビタミンAは強力なので、場合によっては皮むけが少し発生するかもしれません。これは副作用というより効果そのものです。

ビタミン
Aは代謝を良くする作用があります。

ビタミンAやDは通常のビタミンのイメージとは違って、ある意味ホルモンのように切れ味の鋭い(効果の高い)作用があるのが特徴です。

ものぐさなので、毎日きちんと塗れるか自信がありませんが、しばらく塗り続けてみようと思います。

 

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