ダメージのある手術の場合には栄養療法の併用をおすすめすることがあります。

たとえばワキガ手術などです。

ワキガ手術はアポクリン腺などを取り除く治療です。アポクリン腺は皮膚の一部ですから皮膚を薄く削ることとなり、僕たちが行っている手術の中ではダメージが大きな手術といえます。

若い人が治療するのと年配の方が手術するのとでは傷の治り方が異なる印象を受けます。

このためできるだけ傷を早くきれいになおすために栄養療法も併用することをおすすめしています。

皮膚はたんぱく質でできていますから、たんぱく質を摂取することも大切です。

でも単に肉をたくさん食べるというような単純なことではなく、消化吸収や他の栄養素のことも考えて栄養摂取することが必要となります。