ワキガミラドライ後再発の手術

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回もミラドライ後の再発の治療でした。

ミラドライを受ける前の説明では1回のミラドライで7割臭いが軽減するという説明だったようですが、臭いはかわらず、今回当院で剪除法手術を受けられました。

6年前にミラドライを受けられ、5年前から当院のブログをご覧にいただいていたそうです。

切開しアポクリン腺を露出

広く多量にアポクリン腺を認めます。

7割除去できているとは到底思えません。

すべてきれいに除去

そして丁寧にアンカー縫合

範囲が広かったため約4時間40分の手術となりました。

これでワキガは治ります。

 

山口の方のワキガ手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回は山口の方のワキガ手術でした。

切開しアポクリン腺を露出

少し小さめのアポクリン腺を多量に認めます。

すべて除去すると

そして丁寧にアンカー縫合

過去の写真を比べていただくとアンカー縫合を行っている範囲(=アポクリン腺が存在した範囲)の範囲が形が人によって全く異なるのがわかると思います。

目でアポクリン腺を確認しながら行うからこそ、こうしてアポクリン腺をきちんと除去できるのです。

四国の方のワキガ手術

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回は四国の方のワキガ手術でした。

いつもと違ってまずアンカー縫合後の写真です。

そして次は昨日の方のアンカー縫合後の写真

何を言おうとしているのかというと

上の写真の方が横に細長く、下の写真の方が縦に長くなっていて手術した範囲の形がちがっているのがわかると思います。

つまりアポクリン腺が存在した範囲が違っていたのです。

このようにひとりひとりアポクリン腺の範囲が異なりますので目で確認しながらアポクリン腺を除去しないと確実に除去ができません。

つまり直視下剪除法が確実なわけです。

アポクリン腺です。

アポクリン腺は多量です。

すべて除去

そして丁寧にアンカー縫合

この直視下剪除法でワキガは治ります。

 

ミラドライ、ビューホット、ローラー○○○○法術後ワキガ再発の手術でした

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今回も東京の方でした。

ミラドライとビューホットの同日照射を2回受けたものの治らず、ローラー○○○○法でも手術を受けたもののまったく改善しなかったということでした。どちらも東京のクリニックです。

切開しアポクリン腺を露出

明らかにアポクリン腺が見られます。

反対側も

瘢痕に隠れているので瘢痕を削ると

多量のアポクリン腺が見られます。

すべて丁寧に除去すると

そして皮膚が浮かないように多数のアンカー縫合

今度はワキガは治ります。

大学生のワキガ手術

広島・さくら美容クリニック院長の棒谷です。

今日は大学生のワキガ手術でした。

アポクリン腺は多量にありました。

初回手術でアポクリン腺も多いのでわかりやすいですね

すべて除去すると

そして皮膚が浮かないようにアンカー縫合

これでワキガは治ります。

男子高校生のワキガ手術でした

今日は男子高校生のワキガ手術でした。

きっちりワキガを治したいということで当院のワキガ手術を選ばれました。

切開してアポクリン腺を露出

アポクリン腺は多量です。

膜をかぶっているのでわかりにくいですがアポクリン腺は多量です。

すべて除去

今回は広範囲だったので手術時間も約4時間半と長時間でした。

手術に要した時間の半分以上はアンカー縫合にかかっています。

このアンカー縫合が非常に重要なのです。

目で確認しているからこそアポクリン腺がすべて除去できる~成人女性のワキガ手術

今日は成人女性のワキガ手術でした。

アポクリン腺は多量にありました。

アポクリン腺をすべて除去

そしてアンカー縫合をするわけですが、

これだと術前にマークした部分の外側部分がわからないので、外側をマークしてみると

術前にアポクリン腺を予想してつけたマークより広くアポクリン腺を除去しているのでそこまでアンカー縫合がしてあるのです。逆に内側は術前のマークよりアポクリン腺の除去範囲は狭くなっています。

アポクリン腺の除去範囲を青でマークすると

このようにアポクリン腺の範囲を確認しながら手術できるのは直視下剪除法だけです。

だから1度の治療でワキガを治すことができ、再発しないのです。

広範囲に多量のアポクリン腺がありました

今回の方は写真でもわかりやすい多量のモリモリのアポクリン腺でした。

取り残すことなく除去すると

手術前にアポクリン腺が存在しそうな範囲をマークします。

オレンジのところがマークです。

実際にアポクリン腺を除去した範囲を見ていると明らかにオレンジのマークより広くなっています。

つまり外からみて予想する範囲と実際の範囲が違っているのです。

だからワキガを完全に治すには目で確認しながらアポクリン腺を除去する直視下剪除法を行う必要があるのです。

当院ではわきが治療は直視下剪除法しか行っていません。

 

今日もミラドライ後のワキガ手術

先日もミラドライで治っていない方でしたが、今回もミラドライを受けたものの汗も臭いも半年で効果がなくなり、体感的には治療前とまったくかわっていないということで当院での剪除法を希望されました。

切開して内部を見ると

削ってみるとアポクリン腺がはっきりわかります。

内側もこれだとわかりにくいかもしれませんが

削ってみるとアポクリン腺がたくさん残っているのがわかります。

アポクリン腺をすべて除去すると

今回の手術でワキガもワキの多汗も治ります。

ワキガ剪除法手術後10日目の状態です。

『他の手術希望の方に経過がわかりやすいように』という患者さんのご厚意により経過写真を使わせていただいています。

手術を行ってから10日目の抜糸の日の状態です。

右脇は

左脇は

以前のブログで提示した手術直後の右ワキの写真は

直後に比べると抜糸時点ではピンクの範囲が狭くなっていますね。

この方の手術時の詳しい内容はこちらです。

当院の手術の特徴としては、アポクリン腺をすべて取りきるようにしているため、手術範囲が広いことと傷の治りを良くするためにアンカー縫合も細かくたくさん行うようにしています。またそれだけでなく他にもいろいろ気をつけて行っていることがあります。