先日東京で開催された日本美容皮膚科学会で、マイクロ波を使って行うワキ多汗症治療の講演がありました。
途中でもともとワキガ治療としての研究だったのに、多汗症治療としての研究になったというような話がありました。
世間では実際にはほとんどワキガ治療として行われているので、ワキガが治せるのかどうかが重要だと思います。
治療を受けて汗がはっきりなくなっていなくてももともとゼロになるわけではありませんし、汗が減っていないことを治療を受けた側が証明することが難しいと思います。
でもワキガの臭いが残っていれば、客観的にわかってしまうのでワキガの研究ではなく、そんな研究になったのではないかと疑ってしまいます。
聞いていていてすごくあやふやな話だと個人的には思いました。
機器による治療を全否定しているわけではありません。でも再発して来院される方が多いのです。
ほとんどの人のワキガが治るように説明して治療するのは間違っているのではないかと思っているだけです。
剪除法は切る手術ですので、傷跡が残らないとはいえません。でもわきがの臭いは完全になくすことができます。
だから僕はワキガ治療として今のところ剪除法しか行っていないのです。
僕を納得させることができる手術以上の結果を機器による治療でだせるのであればすぐに購入して使いたいと思います。