さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今回は若返り治療のまとめ第3回 美容機器によるたるみ治療です。
たるみを美容機器で治す場合はどのような理屈なのか?
原理は簡単です。
皮膚や皮下脂肪を縮めたり減らしたりすることでたるみ治療を行います。
お肉を加熱すると肉が縮みます。
まさにそのようなことを行うわけです。
それを超音波で行ったり、高周波(電気)で行ったり、レーザーで行ったりします。
この治療の代表は以前はサーマクールでしたが、今はウルセラなどの超音波を利用する方法がメジャーだと思います。
高密度焦点式超音波HIFU(ハイフ)ですね。
この分野を切り開いた優秀な機器がウルセラです。
ウルセラのいいところは実は糸のリフトアップのように皮膚や皮下脂肪を単にずらしているのではなく、引き締めて減量しているので、むしろある意味手術に近いと思います。この効果から僕も好んでウルセラ治療をおこなっています。
デメリットは強く行えば痛いことがあります。
痛くない新型HIFUというのは僕は信じていません。
『痛くない=弱い=効果が無い』ということだと思います。
ウルセラでも弱く治療できますが、僕は患者さんが我慢できる程度で強く行っています。
最近浅いところ(深さ1.5ミリ)を強力に治療できる超音波治療器ソフウェーブができ、当院でも導入して患者さんにも好評です。
ウルセラで4.5ミリ、3ミリ、1.5ミリが治療できるのですが、効果のはっきりしない1.5ミリは僕は使っていません。
通常のHIFUでも1.5ミリを治療して確実な効果が出るとは思えません。
このため1.5ミリの層はソフウェーブで行っているわけです。
効果の出ないあるいは弱い治療は僕は好みません。
ワキガ治療もミラドライやビューホットなどは行わず、当院では剪除法しか行わないのは他の治療はワキガをきちんとなおせないからです。だからわざわざ広島の当院へ遠方から患者さんが集まってこられているのです。
効果の高い治療が好きなのは若返り治療も同じです。
しかも顔については傷を残さないことがより大切だと思いますので効果の高い美容機器治療を好んで行っています。