たるみや肌のはりのなさは皮膚や皮膚をささえる組織が伸びてしまうことでおこります
つまりそれを縮めることができればたるみやハリは改善できるわけです
基礎知識①~③の中では波長800nm以上の光やレーザーが関与します
光の波長が長くなると水に吸収され、皮膚の温度が上がります
フォーマαは800nm以上の光を利用することで加熱し、その温度が皮膚を刺激し、コラーゲンを作りだしハリを改善します
皮膚を薄めにつまむとつまめる部分が真皮というところです
高周波でも真皮の浅いところにだけ作用するマルチポーラ(皮膚に当てる金属電極が2つ以上になっている)と深くにまで作用するモノポーラ(皮膚に当てる金属電極が1つ)があります
3つの電極を利用するものとして例えばトライポーラ・アポロがあります
つまり水に吸収されやすい800nm以上の光やマルチポーラで皮膚の浅いところ(真皮の浅い部分)を加熱し温度を上げようとしているのです
ただこれらの治療は肌のハリをだすにはいいのですが、たるみを治すには弱いため、モノポーラ型の高周波治療であるサーマクールや超音波で焦点をあわせて加熱するウルセラシステムなどの強力な治療が開発されているのです
サーマクールだと真皮の深いところから皮下組織上層まで約60℃と強く加熱でき、ウルセラシステムだとさらに深く皮下組織(脂肪)より奥の筋肉層表面まで約75℃と強く加熱することができます
フォーマαは真皮浅層を定期的に何度も温めて徐々にハリを改善する治療で、サーマクールやウルセラシステムは深層をしっかり加熱して1度の治療でたるみとり効果をだそうとしている治療となります