ウルセラシステムによる若返りと糸による若返りの違い
2019年5月8日
皮膚の質感は別として加齢によってたるんでくることによっておこる老化とボリュームがなくなってくることから起こる老化があります。
ボリュームはPRPやヒアルロン酸によってふくらませることで改善し、たるみについては僕は糸ではなく、ウルセラによるリフトアップを好んで行っているわけですが、その理由は効果のでかたが優れているのと効果の持続が長く患者さんの満足度が高いためです。
その効果の違いが出る理由は、糸によるリフトアップは引き上げポイントが少なく線でひきあげることになりますますが、ウルセラは無数のポイント(実際には数千~1万くらいのポイント)で面で(あるいは立体的に)引き上げます。
さらに糸によるリフトアップは主に脂肪の移動ですが、ウルセラによるリフトアップは移動だけでなく、皮下組織が縮ませます。これは簡単に例えれば肉を焼くと縮む原理です。
こうした違いがその効果のでかたの違いや効果の持続期間に影響しているのだと考えています。