当院は保険診療機関ではありませんのでワキガも保険では行っておりません。
2020年6月9日
たまに当院のホームページでワキガ手術が保険で治療できると見たので保険でわきが手術を受けたいというお問い合わせがあります。
わきがの剪除法自体は保険で手術を行っているところもありますが、当院は保険診療機関ではありませんのでワキガも保険診療は行っておらず、ホームページにも保険を使って診療しているとは記載していません。
見られているのはおそらく名前の似た他のクリニックのホームページです。
当院は広島にしかなく、他の地域でさくら~~と名前がついているクリニックがあっても当院とはまったく関係がありません。
ネット検索で並んででてきてもアドレスを見ていただけば違いますし、そもそもホームページ内の電話番号も違うと思います。
当院のわきが手術はアポクリン腺はすべて取り除いています。このため当院でワキガ手術を行ってワキガが再発した方はおられません。
もしワキガ手術の説明で
『効果が確実で再発もほとんどない』という説明は要は再発することがあるということです。
『直接見ながら取り除くので、ほとんど取り残しがありません。』という説明があれば、要はすべて取り除かれていない=臭いが残るということを意味しています。
『通常の剪除法は4~5cmの皮膚を切開しますが、傷跡がより目立たなくなるように、2~3cm程度の出来るだけ小さい切開で行います。 』という説明を行っているところもあるようですが、当院では切開はできるだけ小さくしますが、2cmで行うことはありません。2cmだと周囲を充分はがすことができず、結果的にアポクリン腺を取り残しますので、アポクリン腺をすべて取りきれる長さで最小限の切開で行うようにしています。
剪除法がもっとも確実なワキガ治療ですが、ワキガが完全になおるかどうかは完全にドクターの技量によります。
ほとんどとか7割よくなるとか9割良くなるとかいう説明の場合は実際には多くの人が再発していても患者さんにはわかりません。
充分確かめて手術を受けられることをおすすめします。