☆3回目の剪除法の詳しい説明です
2021年4月15日
他院で2回剪除法によるワキガ手術を受けたものの治らないということで当院での3回目の剪除法手術となりました。
手術前のワキの状態です。
右ワキ
左ワキ
ワキをみるとほんの少し脇毛が減っているところがありますが多量の脇毛が残っています。前回までの手術が不充分であることを予想させます。
切開を加え、アポクリン腺を露出させると多量のアポクリン腺が残っています。
アポクリン腺をすべて丁寧に除去すると
剪除した後の全景を見ると術前の右わきの毛の範囲より広くアポクリン腺を除去しているのがわかります。
広く手術するということはより大怪我をさせたことになるので、できる限りきれいに治すための処置も必要です。
皮膚が浮かないようにするアンカー縫合を多数丁寧に行っているのがわかります。
この上に圧迫の綿(タイオーバー)を縫いつけて手術は終了です。
時間がかかってもこの作業を15年半ずっと続けているため、わきがの再発が当院ではないのです。
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