2011年10月07日
メディカルビューティーフォーラムでも5つのテーマのうちの一つが幹細胞関連でし
た。
癌を抑制する作用の話もありました。
人の幹細胞を利用する場合にもいくつかの方法がありますが、ひとつは自分の幹細
胞を採取してその幹細胞を培養したり、濃縮したりして使うのですが、この時にも幹
細胞そのものを使ったり、幹細胞から分泌される成長因子を使ったり、それを混合
して使ったりします。幹細胞を採取するのに脂肪細胞から幹細胞を採取しやすいの
で脂肪吸引するわけです
もうひとつは、他人から採取した幹細胞を培養して、幹細胞から分泌された成長因
子をとりだして、使う方法です
前者は使う幹細胞は自分自身ですし、応用範囲は広いのですが、後者はすでにで
きあがった製品を使うだけですので手っとり早くできます
演者が講演する時に『この中に普段脂肪吸引を行っている先生は何人おられます
か?』と事前に質問があったのですが、手が挙がったのは僕を含め2人だけだった
のは驚きでした
つまり美容外科医は2人しか参加していないということです
美容皮膚治療に熱心な美容外科医は少ないんでしょうか?
幹細胞治療は脂肪吸引できる美容外科医が有利です
今後幹細胞は利用される分野はどんどん広がりそうです。
来年は幹細胞治療がブレークするのでしょうか?
城本クリニック広島院 信頼のワンドクター制
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