2022年01月15日
すべての方が同じ経過ををたどるわけではありませんが経過の1例です。
手術後約2ヶ月目の状態です。
左右のわきに色素沈着が見られます。
右脇
左脇 左脇だけこの時点から美白治療を行いました
1ヶ月後の術後約3ヶ月目
右 美白治療をまだしていない状態
左 美白治療後1ヶ月 まだ美白治療を開始していない右よりも色素が薄くなっています
このあとさらに美白治療を行いました。
術後10ヶ月目
右
左
まだ薄く色が残っているところもありますが、かなり改善してきています。
右脇については皮脂のたまりが一部見られるのでこの後皮脂を除去しました。
中には傷が膨らむ方もおられるので、全員がこのような経過をたどるわけではなくもっと傷がふくらんでくる方もおられると思います。
もともと剪除法は切る手術ですので傷跡が残る可能性があります。
広告で他の治療法との比較写真を掲載し、自分たちが行っている治療で一番きれいに治っているケースと他の治療で治りが悪いケースを比較して『自分たちの治療だとこんなに傷跡なくきれいになおるんですよ』と説明していることがあります。
でもその傷跡の残らないはずの治療でも大きな傷跡を残しているケースが実際にはあります。
また一番問題なのはワキガがきちんと治らないにもかかわらず、あたかも治るかのように説明していることだと思います。
当院では『傷跡なく治すとは約束できませんが、できるだけきれいに治るように努力はします。ワキガの再発に関しては16年以上再発された方がおられないので、おそらくあなたも再発しないと思います』と説明して治療を行っています。
傷跡が膨らむ体質の方は後日通院治療が必要となりますので、ご本人の協力も必要となります。
当院へは今現在で47都道府県中42都道府県の方がワキガ治療に来られています。
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