2018年11月09日
アメリカのカリフォルニア州ではアメリカの中でも最も早く1988年からたばこ規制が導入されています。
長期のデータをとったところ、カリフォルニア州では1986~2013年の間に年間肺がん死亡率が急速に低下し、2013年の10万人当たりの肺がん死亡者数は、カリフォルニア州以外の州が87.5人だったのに対し62.6人と28%つまり約3割も少なくなったということです。
喫煙はアメリカでの肺癌の最大90%に関係するとされていて、喫煙者の肺癌リスクは非喫煙者の15~30倍と推定されています。
今回発表を行った研究者によると「年齢を問わず禁煙によってQOLの向上は期待でき、35歳以下で禁煙すれば喫煙による健康リスクはほぼ帳消しにできる。さらに50歳以下で禁煙しても、喫煙に関連した病気にかかるリスクは半減する」と述べられています。
たばこの害については以前から言っていますが、患者さんをみていると美容の分野でも喫煙しているとしみやしわ、たるみが増えると感じています。
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