2023年04月02日
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
ニュースになっているようにエステでHIFUを受けてトラブルになっているケースがたくさんあるようです。中にはHIFUを貸し出して自分で治療するという考えられないケースもあるようです
知識や技術のない人がHIFUを扱えば当然ですが危険です。HIFUはやけどさせる治療ですから。
ただ HIFU=危険 ということではありません。
『包丁は危険なのか?』というのと同じです。
包丁も扱い方によっては危険です。
でもみんな使ってますよね。
HIFUはやけどさせて効果をだす治療ですが、やけどさせる部分が見えていないのでより注意が必要です。
クリニックでも看護師に照射させているクリニックもあるようですが、当院では医師である僕だけがHIFU(ウルセラ)の照射を行っています。
安全性そして効果を担保し、正しい使い方をするためです
まず安全性ですがHIFUはヤケドさせる治療ですから正しい場所をヤケドさせないとたいへんなことになります。
接触部分から4.5ミリや3ミリの深さが本当にヤケドしますから、例えば眼球の上の上まぶたに照射すればまぶたを通り越して眼球が焼ける可能性もありますし、ジェルを厚く塗ってヘッドが浮いた状態で照射すれば皮膚表面が焼けることも考えられます。また深刻な神経損傷をおこさないように照射しない部位もあります。
効果の面でもHIFUは本当にやけどして引き締まりますから、どの部位にどれくらいの照射を行うかが大切です。
当院でウルセラを受けられた方は全顔にまんべんなく照射するなどということはしていないのがわかると思います。ある意味彫刻と同じですので引き締める場所を見極めてからそこを引き締めるように照射を行っていますので照射の場所も照射数もその人にあわせて行い、照射部位や照射数はひとりひとり異なります。
このあたりのことをよく理解されて信頼できるドクターのところで治療を受けられることをおすすめします。
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