2019年07月17日
『ロシア人は外国語を習得しやすい』というのはどういうことか?それはロシア語を使うスラブ民族は言葉を使う音声の周波数帯が125~8000ヘルツという広い帯域を使っていることにあります。
脳は、自分が母国語として使用してきた音の高さの言語しか言語として認識せず、それ以外の周波数の音は聴覚野で言語以外の音として仕分けされて、言語野以外の感覚野に送られてしまうため言葉として認識されないのです。つまり雑音として認識されるわけです。
日本語は125~1500ヘルツまでの比較的低くて狭い周波数帯にあって、英語を初めとする欧米系の言語は、一様に日本語固有の周波数帯を越える高い周波数帯を使用しています。つまり、外国語の聞き取りにもっとも重要な子音は殆どが日本語の周波数帯以上の周波数に属しています。イギリス英語は2000~1万2000ヘルツの間、米語はもう少し低くて1000~4000ヘルツ位、フランス語は1000~2000ヘルツの間とされています。このことが日本人が外国語を習得しにくい一因だとも考えられています。
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