2021年01月09日
ほぼ毎日PRPなど若返り治療や二重治療も行っていますが、こちらは画像は出せないので今回もワキガの話題です。
3日連続の他院わきが再発の治療の最終日です。
この方も再発というかいったん臭いが改善してまた臭ってきたわけではなく、はじめからまったく治っていなかったようです。
レーザー治療だったということですが、詳細はわかりません。
脇を切開して内部を観察するとアポクリン腺が多量です。
外から見たわき毛の範囲が広くなかったので手術も楽勝かと思いきや、毛の範囲よりアポクリン腺の範囲がかなり広く、しかも前回の治療によって瘢痕ができていて、この瘢痕を除去してからアポクリン腺を除去したのでかなり手間がかかりました。
直視下剪除法以外の方法だと外から見てアポクリン腺がありそうな範囲で治療するだけなので、アポクリン腺の取り残しがあってもわかりません。
当院で行っている直視下剪除法だとアポクリン腺の範囲が広くても目で確認しながらアポクリン腺があるところまで広げて手術をするので取り残すことはありません。(もちろん剪除法でもいいかげんに治療すればアポクリン腺は残ります)
瘢痕もアポクリン腺もすべて除去すると
これでワキガは完全に治ります。
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