2020年05月09日
さまざまなワキガ治療を受けられた方をこれまで治療してきました。
これから言えることは『剪除法が最も確実にアポクリン腺を除去できる方法だ』ということです。
目で確認しながらアポクリン腺を除去できるからです。
これに異論を唱える医師はほとんどいないと思います。
ただ切る手術ですので、傷跡をできるだけきれいに治すための工夫が重要となります。
また剪除法なら誰が行っても必ずワキガが治るわけではありません。
あくまで『アポクリン腺をすべて取り切るなら』ということが前提条件となります。
『保険診療で手術できますか?』『保険できちんと治してくれる病院を紹介してください』というお問い合わせをいただきます。
保険診療でも剪除法は行われていますが、当院はすべて自費診療での手術で保険診療は行っておりません。
自費診療のワキガ手術と保険診療の手術は違うのか?
それは自費だからとか保険だからという違いでなく、単にドクターの技量や考え方の違いです。
つまりどこまでアポクリン腺を除去するあるいは除去できるかにかかっています。
アポクリン腺をすべて除去できるなら自費も保険も関係なくワキガは治ります。
他のドクターの技量はわかりません。
わきがの臭いは手術しても1割~3割の臭いは残ると説明する場合は要は臭いが残ったとクレームを言われた時の逃げ道を用意しているにすぎないと思います。
当院では以前は『わきがの臭いはなくなる』『万が一再発すれば無料で再手術を行う』と説明していましたが、誰も再発していないので『万が一再発すれば無料で再手術を行う』という説明をしなくなりました。
それは『初回手術で丁寧にアポクリン腺をすべて取り除いているから治る』ただそれだけの理由です。
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