さくら美容クリニック

院長ブログ

分子整合栄養医学講座①:フェリチン

2010年05月22日

聞きなれない名前だと思いますが、血液検査の1つです

ヒトのからだに貯蔵されている鉄はフェリチンの形をとって貯蔵されているのです

よくふらっとするという意味で貧血という言葉が使われますが、貧血とは医学的には赤血球という血液の成分が足りない状態を指します

血液検査でRBC(赤血球)数 ヘモグロビン ヘマトクリット などが少なくなると貧血と呼ばれます

一番よくみられるのが鉄欠乏性貧血で、この時には赤血球の大きさが小さくなるので、血液検査のMCVという値も小さくなります

またビタミンB12欠乏の貧血では、赤血球が逆に大きくなるので、どちらも不足すると見かけは正常の大きさにみえることもあります

生理のある年代の女性の多くが、鉄欠乏状態であると考えられており

分子整合栄養医学では、フェリチン値でいうと最低50できれば80くらいがいいとされています

肉食の多い海外では鉄欠乏はあまりみられませんが、日本では、鉄欠乏の方が多いために、検査施設によって異なるもののフェリチンの基準値がおおむね低くなっていますが、実際に鉄を補充してフェリチンを上げるとさまざまな症状の改善がみられます

鉄を補充する時にも鉄そのもので補給すると胃部不快感などの副作用がみられることも多いので、そうした副作用の少ない安全なヘム鉄という形での摂取をおすすめしています


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