2019年04月11日
『寄生虫にダイエット効果があることが初めて科学的に証明された』というニュースが流れています。
群馬大学のHPにも載っています。
ニュースの中にあるマリア・カラスさんだけでなく、世界的に有名なスーパーモデルも寄生虫を体内で飼っていたといううわさもあります。
寄生虫学を専門とされる藤田紘一郎 東京医科歯科大学名誉教授 も以前自分の体内にサナダムシを飼われていました。
寄生虫とダイエットは実は目新しい話ではなく、藤田紘一郎先生は中性脂肪が下がったということも話されていました。
その時は寄生虫がだす物質がアレルギーを抑えるのではないかと研究されて、その物質を調べて投与したところ、アレルギーを抑えることはできたのですが、癌ができてしまうという副作用がでたことで実際に使うことは断念されたようです。
2010年のブログにもこのあたりのことについて書いています。
2010年ですからもう9年も前の話ですね。
今回の群馬大の研究だと腸内細菌叢が変化して交感神経作動物質であるノルエピネフリン(ノルアドレナリン)が増えて代謝が上がって痩せたということのようです。
いい方向に作用するなら『活動性が上がって元気になる』かもしれませんが、悪い方向に作用すれば『イライラしたり、攻撃性が増す』というようなことがあるのかもしれません。
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