料金つりあげ方式の美容外科が増えているようです

2012年05月18日

患者さんのお話を聞いているといろんなことがわかります

例えば注入系の治療でもはじめは20万円程度の料金と見せかけて、結局は追加追加で40万円以上になったとか、『半額になっています』と説明されているのに実は量が通常の半分以下だったとかいう例もありますし、ワキのボトックス注射が1回60万円とか、ワキガ手術が140万円という例もあります

あたかも優れた方法のように見せかけて料金を高くとるわけです

男性の包茎手術時に手術代にのってから料金つりあげが行われるのは有名ですが、女性の施術にも増えてきているようです

二重も糸で留める方法を希望したのに、『それでは無理だ』と説明されて切る方法をすすめられるだけでなく、『目頭も切って、さらに鼻も高くしないときれいな二重にならない』と説明されて怒っておられた方もおられました（その方は当院で埋没法を受けて満足されています）

高くてもその分効果が高いとか、仕上がりがきれいだというのなら、しっかり説明して納得されればそれでもいいと思いますが、そうしてつりあげをしようとするところは極端に言えば騙してもいいから何とか料金をつりあげてとってやろうという根性なので、結果がどうかは想像がつきますよね

ビフォーアフターの写真を規制しようという動きがありますが、施術前後の写真の撮り方の条件を違えて効果がよりでているように見せかけた写真を堂々と使っているところもあり、またそういうところほど『パソコンで修正するなどしていません』と広告していますから『規制しないといけない』という気持ちもわからなくはありません

でも施術前後にどのようにかわるのかは患者さんがイメージするのにも大切で、まともなところも患者さんも規制によって被害を受けてしまうわけです

やはりこれからは人から人への口コミが大事ですね

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