2009年09月03日
美容皮膚のお勉強講座③光治療編 でお話しましたがフォトRFはもともとオーロラ S
R(580~980nm)だけであったものが、しみや赤ら顔への効果を高くしたアドバンス SR
A(470~980nm)が登場し、これで効果は高くなりましたが、それでも深いシミには効果
が低く、Qスイッチルビーレーザーのような効果をだすことはできませんでした
Qスイッチルビーレーザーはガーゼを当てることが必要で、炎症後色素沈着といってしば
らく黒くなることがありますので他人にわからないように治療するということができませ
んでした
つまり他人に気づかれずに深いシミを治すことができなかったのです
しかしこれも新しいQスイッチYAGレーザーの登場によって他人に気づかれずに深いシ
ミを治すことが可能となりました
QスイッチYAGレーザー自体は実は新しい機器ではありませんが、QスイッチYAGレ
ーザーの能力がアップしたため可能となったのです
レーザー光線の出方は実は真ん中のエネルギーが強く、周辺部が弱いガウシアンと呼ばれ
るものでした
このためレーザーをシミに当てるときに強く当たるところと弱く当たるところができて消
え方にムラができたのです
最新のレーザーではトップハットといって均一にレーザーがでるようになっています
これにより強い出力でレーザーを当てることができるようになり、安全に効果をだすこと
ができるようになっています
以前弱くQスイッチYAGレーザーを当てていた時代にはレーザーピーリングと呼ばれて
いたのですが、最近では強くレーザーを当てる方法がレーザートーニングと名づけられて
治療されています
これにより今までの光治療でとることができなかったシミも他人に気づかれずに除去でき
るようになりました
美容の進歩は非常にはやいですね
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