2011年02月07日
しばらく肌治療のお勉強講座をしていなかったので、肌治療の基本についておさらいしてみたいと思います
まずシミについてです
シミにはおおざっぱにわけて
1.浅いところにあるシミ
2.深いところにあるシミ
3.分厚いシミ
4.さらに分厚いホクロなどがあります
これを治療するのに、光、各種のレーザー(Qスイッチレーザー、炭酸ガスレーザーなど)、高級な電気メスである高周波メス、通常の電気メス、美容皮膚科ではあまり用いられませんが、液体窒素による凍結治療などが用いられています
それぞれのシミをおおまかに説明すると次のようになります
1.浅いシミのグループには
そばかす
老人性色素斑
肝斑
などがあり
2.深いシミには
ADMと呼ばれる後天性真皮メラノサイトーシス(生まれつきでない皮膚の奥にあるシミ)
大田母斑(生まれつきの深いシミ)
など
3.分厚いシミは
脂漏性角化症(ご老人の頬にあるふくらんだシミです)
など
4.さらに分厚いシミ(ホクロ)
シミと言っていいのかは別としてホクロは通常黒みのある分厚い病変です
(急速に大きくなってくるとか、色むらがあるとか、境界部が不整などのシミの場合は悪性の可能性があり、別の治療が必要ですのでここでは言及しません)
そして分類しにくい(1の要素も2の要素もある)炎症後色素沈着などがあります
おおざっぱな分類はこのようになっています
城本クリニック広島院 信頼のワンドクター制
最新の記事
カテゴリ一覧
月別
お悩み別メニュー