2009年10月21日
18日はIVC研究会という高濃度ビタミンC点滴の学会に参加してきました。癌治療や統合失調症やうつなどのこころの病気、免疫がおかしくなるリウマチ、副腎疲労症候群といってストレスがかかりすぎて副腎皮質ホルモンが少なくなってしまう病気、歯科のインプラント手術での使用などの報告でした。
高濃度ビタミンC点滴を美容目的に導入しているクリニックもたくさんあります。しかしただビタミンCだけを補充すればよいというわけではありません。高濃度ビタミンC点滴もノーベル賞学者であるライナス・ポーリングが創始した分子整合栄養医学のほんの一部でしかありません。効果をだすには分子整合栄養医学に基づくさまざまな栄養素を同時に補充することが必要です。ノーベル賞学者でありながらビタミンCで迫害を受けたポーリングの研究がやっと花開きつつあります。今回アンチエイジングに関する報告はありませんでしたが、さまざまなヒントがありました。これからの診療に生かしていきたいと思います。
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