今日も他院ワキガ手術後の再発のケースでした。
姉妹のうちお一人は当院で手術を受けて完治され、もう1人は他院で手術されて再発し、今回当院で再手術を受けられました。
切開して内部を見てみると


全部がアポクリン腺ではなく、褐色の部分がアポクリン腺で、黄色い部分は脂肪です。
しかしアポクリン腺がぎっしり残っています。
これを次のようにきれいに除去すると再発することはありません。


他院で手術を受けられた時にもワキガの臭いはなくなると説明を受けて今回と同じ切る手術を受けられています。
当院では他院のワキガ手術後の再発治療の手術をたくさん行っているわけですが、同じ再発された方でもアポクリン腺の残り方が今回のように『いったいどこを除去したの?』というようなひどい残り方をしているケースもあれば、それほど多量には残っていないケースもあります。
これはもちろん技術が低いから残るのですが、多くの患者さんが再発を訴えるわけですから前回手術をしたドクターは残るのはわかっていて手術を行っているわけです。
でも患者さんにはワキガは治ると説明して手術を行っています。
別に再発しようがどうしようが、その時手術を受けさせることができればそれでいいと考えているということになります。
8年前にわきがの手術を受けられた方が、他の手術のカウンセリングに来られました。
せっかくなのでワキの検診も行いました。
8年後の検診は珍しいのでワキの写真を使ってもいいかお伺いしたのですが、承諾いただけませんでしたので残念ながら提示はできません。
でもきれいに治っていました。
わきがの再発もなく『感謝しています。手術を受けて良かった。』ということでした。
今日のワキガ手術は女性で、体格もそんなに大きい方ではなかったのですが、わきの汗腺の範囲が広く、手術に3時間かかりました。
女性で3時間かかることは珍しいです。
範囲が広くてもいっさい手抜きはしないので時間がかかります。 もうすぐ開院して10年になりますが、未だ再発はありません。
おひとりおひとりに丁寧に手術を行ってきた積み重ねです。 今日大阪からワキガ再発の相談に来られた方はわき毛が多量に生えていました。
しかも傷跡も長い傷が残っています。
わき毛を残してわきがを完全に治すことはできないため、僕は基本的には毛を残さないような手術を行っています。
毛がぼうぼうに生えているということ自体が汗腺のとりかたが甘いことを意味します。
前回の手術を行ったクリニックのホームページを見てみるとほぼ100%再発の心配がないと書いてあります。
なのに最終的に傷だけ残ってワキガも治ってないってどういうこと?
ほぼ100%治るってほぼってつけてるってことはたまには再発するってこと?
全員再発していても患者さんにはわかりません。
ブログやホームページをごらんになったということで東京や名古屋、大阪など遠方の方からよくワキガのご相談をいただきます
そのほとんどの方が再発のご相談です
いいかげんな手術がたくさん行われている上に、近所にきちんとしたところがみつからないので、次は治るところでしっかりした治療を受けたいということでご相談をいただきます。
治ると説明しながら、治らない手術を平気で行い続けるということが今でもたくさん行われているのです。
普通の業種ではありえない
ですよね。
『ワキガの治療をしたんだけど治らなかったんだよ』とひとに言えないですよね。
きちんと治る手術をしてくれるところが増えてくれることを望みます。