手術後長期時間が経ってから検診に来られる方はまれなため検診で状態を確認できることは貴重なことです。
手術後7年数か月たった方の検診をする機会がありました。
臭いも汗もまったく気にならず、治っているということでした。
こうしたことの積み重ねでワキガ手術の結果に自信がもてるわけです。


手術後長期時間が経ってから検診に来られる方はまれなため検診で状態を確認できることは貴重なことです。
手術後7年数か月たった方の検診をする機会がありました。
臭いも汗もまったく気にならず、治っているということでした。
こうしたことの積み重ねでワキガ手術の結果に自信がもてるわけです。
そもそも剪除法は切る手術ですので、残念ながら傷跡が残らないとは言えません。
しかし当院で手術を受けられてワキガが再発された方はこれまでおられません。
では他の方法だと傷跡は残らないのかというと吸引法でもイナバ式でも機械を使って行う切らない治療方法でも傷跡が残っている方をよくみかけます。
つまり傷跡が残っている上にワキガが治っていないのです。
100%傷跡が残らない方法はないのです。
すべての人で傷跡を残さず、臭いもまったくなくすことができる治療は今のところありません。
でも丁寧に剪除法を行うとワキガの臭いを完治させることはできます。
だからできるだけ傷跡もきれいになおるように時間をかけて剪除法を行っているわけです。
『ワキガの手術をしたいんだけれど、ネットによく術後臭がでると書いてあって心配なんです。』と相談を受けることがよくあります。
しかしワキガの手術を受けられた方にわきが臭とは異なる術後臭がすると感じた経験は僕は1度もありません。
患者さんの中にはワキガ臭ではありませんが、頭部にあぶら?のような臭いがする方がおられます。
しかしこれは手術したから起こっているのではなく、もともとあるのだと思います。
ワキガでないのにワキガであると思っている自臭症はアポクリン腺が原因ではありませんからアポクリン腺を除去しても臭いはなおりません。
術後臭と思っておられる人の中にはこの自臭症の方やアポクリン腺が完全に除去できていないことによるワキガ臭のどちらもが含まれていると思います。
アポクリン腺が原因のワキガはアポクリン腺をきちんと除去すれば治ります。
この方も遠方から来られた方で、今回で3回目のワキガ手術で過去に他院で吸引法とシェーバー法で手術を受けておられます。
写真上は前回手術の瘢痕にまぎれてアポクリン腺ははっきりしていません。
瘢痕ごと遺残アポクリン腺を残さぬように丁寧に除去しました。
今後ワキガ臭に悩むことはありません。
わきのアポクリン腺をきちんと除去できればワキガは治ります。
におい自体は細菌が関係するとか、食べ物が関係するとか様々なことが言われていますが、アポクリン腺の分泌液が主原因なので、要はアポクリン腺を完全に除去すれば、ワキガは治ります。
じゃあどうすれば確実にアポクリン腺が除去できるのでしょうか?
たとえ話ですが、書いた絵をきれいに消す時はどうすればいいでしょうか?
よく消える消しゴムを使って、目で確認しながらすべてを消せば、絵は消えます。
消えにくい消しゴムを使えば消えにくいですし、きちんと目で確認しながら消さなければ消し残しがでます。
ただそれだけのことなのでよく消える消しゴムを使って、目で確認しながらすべてを消せばいいわけです。
ただ消せばいいわけではなく、強くこすりすぎて紙を破ってしまっては元も子もないので、丁寧にすべてを消すのです。
それにもっとも近いのが直視下剪除法であるというだけです。
直視下剪除法の説明をする時には『これまでこの方法で手術を行ってきて再発がないのであなたも治ると思います。』という説明をしています。
手術前の説明で『アポクリン腺やにおいが7割除去できます』という場合、3割は残るわけです。それは『わきがが治る』という話ではなくそれは『わきが臭が残ってもクレームを言わないでくださいね』という意味です。
10割除去を目指さないとワキガは治らないと思います。
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