今回もワキガ手術後の再発のケースです。
しかも美容外科に勤務している方のご相談でした。
かなり以前から、このブログをお読みいただき、決心されてお越しになられました。
手術中の様子をブログに写真を掲載してほしいということでしたので、手術の時には掲載したいと思います。
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他院ワキガ手術後の再発を治すための手術があまりに多く、腹立たしく思っているのでワキガの話をするとエキサイトしてしまいます。
最近はじめて手術を受けられたかたのアポクリン腺は
他院で2回手術を受けた方のアポクリン腺は
2回手術受けている人の方がアポクリン腺が多いってどういうことでしょう?
ひとによってアポクリン腺の量は個人差があるのですが、これではあんまりですよね。
再発してもまだ次の写真ぐらいだったらある程度アポクリン腺をとったということがわかります。
でもこの写真の方も再発を気にして来られて再手術を受けられているわけですからもっと完全に除去する必要があるということを意味しています。
希望されれば小学生でもワキガの臭いがあれば手術は行っています。
臭いを気にして本人が消極的になったり、いじめにあわないようにです。
『成長期なので再発するかもしれないのでもっと大きくなられてから治療した方がいいと思います』と説明するクリニックもあると思いますが、これまでのブログでも書いているように、これだけいい加減な手術が多く行われているのを見ると『再発したら子供のことだから親が必死になってめんどくさい』と考えているのではと勘繰りたくなります。
今回は他院再発ではなく、はじめて手術されたケースです。
お母さんがいろいろ調べられて確実に治る方法をということで治療にお越しになられました。
切開して中を見ると
小学生ですが、褐色のアポクリン腺がたくさんあります。
これをすべて丁寧に取り除きました。
これで今後わきがに悩むことはなくなります。
昨日のワキガの話題の続きです。
この方は他院で2回手術を受けられて今回が3回目の手術です。
今回の手術には3時間もの時間がかかったわけですが、それは範囲が広かったというのもありますが、これまでの手術によって皮膚と皮下組織が癒着してはがれなくなっていたからです。
アポクリン腺は皮膚にある組織なので、直視下剪除法では皮膚と皮下組織をはがしてから皮膚の組織の一部であるアポクリン腺を除去します。
それ以外の方法でもその層に入ることができなければアポクリン腺は除去できません。
つまり1回目の手術でしばらく効果があったのは、はじめての手術だったので吸引法でもその層に入ることができて、とれたアポクリン腺は少しだったけれども、アポクリン腺に一時的なダメージを与えることができたので、しばらく効果があったといえます。
2回目の吸引法では、そもそもその層に入ることができず、吸引管はもっと深い層に入って、仮に何かをとったとしても脂肪吸引のようになってしまって、アポクリン腺へのダメージがなかったので全く効果がなかったのです。
この2回目の時点で1回目の手術を受けていることがわかっているわけですから、当然癒着がおこって吸引法では手術するべき層に入れないのは充分予測されるわけです。
吸引法で何度も治療を受けてそれでも再発された方がたくさん手術にお越しになられるわけですが、手術をすればするほど固い組織ができてそれにアポクリン腺が囲まれてしまい、吸引法ではその部分を除去することができません。
再発すれば再度吸引法で再手術をすることを保証するということはそもそも意味がありません。上記の理由で結局アポクリン腺が除去できないからです。
それをきちんと除去できるのは切って目で確認しながら行う直視下剪除法だけです。
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