化粧品の効果って?

カウンセリングに来られた方から『化粧品やエステをいろいろ試したんだけどシミが良くならないんです』と言う話をよくききます。

『お化粧品やエステではシミはよくなりません』とお話すると『そうなんですか!!叫び』と驚かれることがよくあります。広告がよほど効果があるように印象に残るのですね。

逆にエステでシミが濃くなったというご相談も受けることがあります。

シミにもいろんな種類がありますが、1種の病的な状態ですから、病院でないところでは治療はできません。

これまでのブログをお読みいただいている方にはおわかりいただけると思いますが、診断にも治療にも高度な知識や技術が必要です。

僕たちもお化粧品を普段の治療に併行して使用していますが、あくまでも補助的な効果を期待してのことでメインの治療として行っているわけではありません。

メインの治療はやはりレーザーや光治療となります。(でもスタッフは全員フラーレンを含んだビタミンCローションを併用していますがニコニコ

治療の効果がよくわからないとおっしゃる方にも肌診断装置ビジアで治療前後の状態を比較すると効果をしっかり感じていただくことができます。


   

美容皮膚治療はおもしろい

美容皮膚治療はおもしろいです。

美容外科に関する学会だけでなく、美容皮膚に関する学会にもよく参加しています。

僕はもともと美容外科医で昔は美容皮膚には、まったく興味がなく、『みんなフォトフェイシャルがいいって言うけど効果よくわからないけど』とその時は心のなかでは思っていました。

(今でも美容皮膚に興味のない美容外科医もたくさんおられます ショック!

その僕が今やフラクセル2、サーマクールNXT、フォトRF オーロラ アドバンス リファーム、Qスイッチルビーレーザー、QスイッチYAGレーザー、サージトロン、内服外用薬、サプリメント、コスメなどを使い分けて美容皮膚最先端の仕事をしているのですから人はかわればかわるものです。

美容皮膚治療は機械を買えば医者なら誰にでもすぐできます。
しかし、同じ機械を使っても効果は違うのです。
そうです 使い方にコツがいるのです。
業者は機械を売るプロですが、実は使い方のプロではないのです。
このため業者おすすめの設定だけではうまくいかないこともあったり、能力をフルに使えないことがままあるのです。
実績をあげている先生はここが違うのです。
患者さんの意見をきいて、うまくいかない場合にはなぜここはうまくいかないのかということを常に考えているのです(これは美容皮膚だけのことではありませんが)
それが少しずつ解決して、1歩前進し、またさらに1歩前進して常に前にすすみ続けるのです

こうして高みに登りつめていくのです。

でも高く登ったと慢心してはいけません。そこで進歩がなくなるからです。

常に改善の余地はあるのです。

当院にはVISIAという肌診断装置があるのですが、ほぼ毎回同じ条件で写真がとれるようになっています

もちろん治療がうまくいかない場合もバッチリ写るのです。

ここが肝心です。

なぜ改善しないかを考えて、改善させることができるのです


   



正しく紫外線防御はできていますか?

こんにちは
今回も美容外科学会からの話題です
正しく紫外線防御できているかどうかを見るために日焼け止めを塗った後に紫外線を当てて写真を撮ってみると塗りムラがあることが画像でわかり、防御できていないことがよくあるようです

自分は気をつけて塗ってるという方でも約20%は塗りムラがあるということです

当院にも紫外線撮影装置はあるので塗りムラができていないかどうか実際に試してみようと思います


   



シミのカウンセリング

こんにちは

右頬のADM(後天性真皮メラノサイトーシス・生まれつきでない茶アザ)と思われるシミの患者さんが

来られました

当院へ来る前に、他のクリニックにカウンセリングに行ったところ、トレチノイン治療をすすめられたと

のことでした

トレチノインはビタミンAの1種ですがニキビだけでなく、単独使用ではシワ治療に、場合によってはハ

イドロキノンという美白剤と組み合わせてシミ治療にも用いられることがあります

ただ皮膚の浅い部分のシミにしか効果はなく、真皮のシミであるADMにはまったく効果はありません

光治療も真皮のシミには効果はなく、Qスイッチレーザー治療のみが真皮のシミを効果的にしかも安全に治療できます

すべてのシミにトレチノイン治療だけをするのは間違っています

レーザーや光治療の設備がないか、美容皮膚治療に興味がないか、知識がまったくないかですね

他院で光治療を行って、シミが濃くなった方もよくご相談に来られます

この場合は肝斑やADMや炎症後色素沈着に無理な治療をしている場合が多くみられます

アキュチップという光治療もQスイッチレーザーではありませんので肝斑やADMや炎症後色素沈着を治療することはできません

できれば以前のブログを読んでいただいて、不勉強者では太刀打ちできない知識を仕入れてください 


   







ニキビ跡を治したい

こんにちは

今回はニキビ跡のへこみや長く続く赤みなどについての治療のお話です

これらに対し、グリコール酸ピーリングやマクロゴールピーリングなどの弱いケミカルピーリングや塩などを吹き付けて削ったり、ダイヤモンドが表面についた金属の棒で削ったりする治療が行われている場合もあると思いますが、これらは皮膚の表面の角層を削る治療であり、ニキビ跡は皮膚の奥深く真皮までへこんでいるので効果はありません

つまり皮膚をかなりの深さまで入れ替えるような治療でないと効果はでないわけです

そこで考えられたのがフェノールなどによるディープピーリングや炭酸ガスレーザーによって顔全体の皮膚の表面をかなりの深さまで蒸散させる(吹き飛ばす)治療です

しかしケロイドや色素沈着のリスクが大きいことや長い入院が必要でダウンタイムも大きな治療のため、一般的に行うということはできませんでした。

今行われている治療は、部分的な治療としてはTCAなどのピーリングや炭酸ガスレーザーを使って中程度の深さまでそのへこみの局所だけを削る治療です

これはへこみの部分をわざと傷つけて自己治癒力を使って治す方法ですね

そしてへこみが多数ある場合や長く続く赤みがある場合は、TCAピーリングや炭酸ガスレーザーを全体に行うわけにはいかないので、フラクセル2を代表としたフラクショナルレーザーで治療します

皮膚に細かくレーザーを照射することで安全に皮膚を入れ替えることができます

美容皮膚治療に熱心なクリニックは必ずフラクショナルレーザーを導入しています