二の腕の脂肪吸引です
手術前です
この腕から次のように脂肪をとりました
6ヵ月後です
今はご結婚もされて、お幸せそうでした。
術後すぐは内出血や腫れがありますし、小さいながらも傷跡の問題もあります。結婚式などのイベントがある場合は、式の前にも衣装選びや前撮りなど腕を見せないといけないこともあるかと思いますので、余裕をもって早めに準備されることをおすすめします。
脂肪吸引されて1ヵ月後のアンケートです。
☆ 女性 ( 22 )歳
☆ 手術内容( 脂肪吸引(太もも) ) 術 後( 1 ) ヶ月
☆ 手術をしようと思ったきっかけは?
太ももがずっとコンプレックスだったから。
ウエストサイズでズボンがはけなかったから。
☆ 当院で手術をお受けになられた決め手はどんなことですか?
先生の「自信があります」の一言
手術をされた看護婦さんの話が聞けたこと。
☆ 手術は恐かったですか?
少しだけ。それより注射の方が恐かったです。
☆ 手術をしてどのような事がよかったですか?
ずっと相談をしていた妹や彼に「細くなった!!」と言ってもらえた。
スカートが似合うと言ってもらえた。
モニターの方ではないので、写真が載せられないのは残念ですが、喜びが伝わってきますね。
ゼルティック社のクライオリポライシスについてもう少し詳しく書きたいと思います。今のところ決まった日本語訳がありませんので、クライオの直訳で一応冷凍という訳をあてていますが、正確には4~5℃に冷却するだけで冷凍するわけではありません。冷却脂肪融解法といった方がいいかもしれません。細胞が死ぬ時にはネクローシス(壊死)という異常な炎症を強くおこすタイプとアポトーシスと呼ばれる炎症をあまりおこさないタイプがあります。クライオリポライシスの際には脂肪細胞のアポトーシスが起こるようです。2~6ヶ月の自然な炎症プロセスで脂肪が約1cm減少します。手順としては吸引カップで脂肪を皮膚ごと吸引しながら冷却するだけです。現在は1部位1時間かけたプロトコール(決められたやり方)になっており、これを2ヶ所行うと約2時間かかります。吸引してはじめの10分はやや痛みがある場合があります。施術直後に施術部位を触るとサクサクした感じがして、数日は内出血がでることもあり、1週間くらいはしびれがあったり、触られたくない感じがします。あまり脂肪が多い場合や少なすぎる場合は効果を感じにくい時があるようですが、少ない場合はともかく、脂肪が多い場合は何度も行うと改善する可能性もあります。吸引カップに減量したい部分の脂肪がはさめることが必要ですので、脂肪が分厚すぎたり、薄すぎる場合は適応外となります。今のところ脂肪吸引にとってかわる方法ではなく、脂肪が広範囲にたくさんある場合には脂肪吸引が必要ですが、お腹やわきばら、背中周辺のぽっこりとしたでっぱりをひとに知られないように治療するという点では一番いい治療となるかもしれません。
今日は東京でトータルアンチエイジングセミナーに参加しました。一番の目的はこれまでのブログでも紹介したゼルティック社のクライオリポライシスの発表を聞くためです。脂肪を4~5度に冷却すると脂肪細胞がダメージを受けて数ヵ月かけて減っていきます。ダウンタイムが非常に少ないのが特徴です。
クライオリポライシスを行う機械の本体です。かなり大きなサイズです。
実際に皮膚に当てるハンドピース部分です。
まだお腹やわき腹のぽっこりした部分にしか行えないことやハンドピースが大きすぎて日本人女性のわき腹にはできないことがあるなど制限があるようですが、日本で行われた治験の結果もいいようですので期待できそうです。
現在のところ脂肪吸引にとってかわるような施術ではなさそうですが、部分的にこっそり痩せるにはよさそうです。
太ももの脂肪吸引手術を行って1ヵ月後の検診がありました。
患者さんのお話では太ももの下の方は脂肪が減っているのがわかるが、上の方は効果がよくわからないとのことでした。
手術前の写真と比べるとあきらかに細くなっているのがわかるので、『じゃあ効果を証明するためにも、モニターになってください』ということでこの写真です。
手術前
一度の手術でこの効果です。
しかも手術後1ヶ月ですので、まだ腫れが残っている状態にもかかわらず、このように高い効果がみられます。
当たり前ですが脂肪吸引は手術を受けるだけで、ダイエットなどの努力は不要です。
この効果はやはり脂肪吸引でしか得られません。脂肪吸引はやっぱりすごい。
以前に放送された『NHKスペシャル 女と男 最新科学が読み解く性』をご覧になりましたか?
2000年頃に発刊された『話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く』を読んで 女と男の脳の違いについて気づかされ、とても納得できる部分が多くおもしろかったのですが、この放送は女と男の違いについてさらに掘り下げた内容で興味深かったです。
この中で男性は女性が健康な子供を産んでくれるかどうかを見極めなくてはならなかったため、健康な赤ちゃんを生んでくれるかどうかを、無意識のうちに男性は視覚を働かせて確めているというくだりがありました。
では具体的のどこを見てそう判断しているのか?
テキサス大学の進化動物学者テファンドラ・シン博士は、『腰のくびれ』つまりウエストとヒップの関係だと主張されています。これまでに、博士は、世界各地で男性がどういったウエストとヒップの関係を好むのかを調査し、細めの女性・標準的な女性・太めの女性でそれぞれヒップと腰の比率の違うシルエットを男性に示して選択させたところ、細めであろうが太めであろうが女性もウエストとヒップの比率が7:10の女性が選ばれたということです。また博士は、世界各地の美術作品を調べたところ、多くの文化で共通して腰のくびれが描かれており、このウエストとヒップの比率の平均は7:10であったといいます。
博士によると「腰とヒップの比率は、女性の年齢や健康状態、妊娠のしやすさを正確に表している。従って、昔から男性が女性を選ぶ際の役に立ったに違いない。男性は、一瞬見ただけで判断できるようにプログラムされている。『この人だ!』と、複数の人から自分の相手を絞るメカニズムなのである。」 ということです。
つまり男性は視覚に影響されやすいので、脂肪吸引を行って、ウエストとヒップの比率を7:10に近づけることができれば、男性はより魅力的に感じる可能性が大です。
気づいておられないかも知れませんが、あなたの後姿はみられています。
脂肪吸引は丁寧に行えば、必ず結果はでますので、リピーターの方の吸引をすることも多く、最近は連日脂肪吸引です。
肉眼でみるより写真では赤みがかってみえますが、上層の黄色い部分が吸引した脂肪です。
脂肪吸引は吸引したその場でやせているのが確認できるので、手術をする側としても、達成感があります。片方吸引してまだ吸引していないもう片方と比較すると、細さがまったく違うので効果の大きさがよくわかります。これを見てスタッフも『私も手術を受けたい受けたい』となり手術を受けることになるわけです。
ただ手術を受けられる側の患者さんは手術後に自分で確認する時点では、すでに腫れていますので、(なかにはすぐに効果を感じる方もおられますが)通常効果を実感できるのは腫れがだいたいひく数週間先となります。
脂肪吸引は彫刻と同じです。
まずはきれいに削る技術が必要です。でこぼこさせずに、なおかつきれいにたくさん削る技術が必要です。
また脂肪をきれいにたくさんとればそれでいいというわけでもありません。
脂肪は減ったけれども、逆にしわしわになったとかたるみがひどくでたということでは意味がありません。どこをどれだけとるかあるいはどう残すかというデザイン力が求められます。
まさしく彫刻です。
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