2回目のワキガ手術を受け、10年後の状態

1度目の手術は他院で剪除法を受けられたもののワキガが治らなかっため、当院で2回目の剪除法の手術を受けられた方が手術後約10年経ちました。

当院の手術でワキガは完治し満足されています。

先日のブログでもご紹介しましたが今回は娘さんのワキガの相談に来られたのですが、その際にわきの検診を行いました。

今の状態は

色素沈着が薄く残っているのと一部傷跡があります。

傷跡は当院の手術の痕だけでなく前回の手術の影響もあると思います。

毛は数本生えています。

手術後1ヶ月経ったところから通院されなくなったのでこれまで術後の処置は行っていません。

今回皮脂が溜まっているところは除去しました。

以前掲載した他の方の10年後の状態はこちらです。

医学生のワキガ再発の手術

今回手術を受けられたのは他院で60万近く支払ってミラドライを受けられた医学生です。

再発と言っても正確には一旦治ってから再発したのではなく、『まったく効果がなかった』ということでした。治療前の説明では『1回の治療で8割治る』という説明だったそうです。

60万円近くと『他のミラドライより高額なので効果も高いのだろう』と期待して受けられたそうですがご本人は『効果はゼロ』だと感じられています。

『効果がゼロだと感じているのに2回目のミラドライを受ける意味がない』と思われて『今度は確実な治療を受けたい』ということで当院を選ばれたのでした。

アポクリン腺はどこが減ってるのかまったくわからないくらい残っているので『効果がゼロだ』といわれるのがよくわかります。

アポクリン腺をすべてきれいに除去

広範囲にアポクリン腺はすべて除去しました。

薄く残っているオレンジのマークが手術前につけたマークで赤くなっているところが実際のアポクリン腺除去の範囲(細かく縫っている範囲)です。

わかりやすいように線を加えて示すとオレンジで囲った部分が手術前につけたマークで、青い線で囲った部分が実際に汗腺を除去した範囲です。

手術前につけたマーク部分でもアポクリン腺がなく除去しなかった部分もありますし、逆に手術前のマークより広く除去している部分もあります。

目でアポクリン腺を確認しながら除去しているのでこのようになります。

つまり目で確認しなければアポクリン腺は除去しきれないのです。

剪除法が一番確実な方法なのはずっと目で確認しながら除去しているためです。

また広く除去すればそれでいいわけでなく、それをできるだけきれいに治すためにアンカー縫合も多数行っているのです。このため手術には時間がかかります。たとえ面倒でもよりきれいに治すための処置をしないという選択肢はありません。

医学生も医師も何人もが当院で手術を受けられています。

お子様のワキガ手術についてのQ&Aはこちらです。

 

石川の方のワキガ再発の手術

再発の手術が続いています。

今日の方は剪除法手術後の方です。

脇を見ると毛はあまり生えておらず、臭いもはっきりしませんでした。

他のクリニックでご相談されたこともあるようで、その際には問題ないと言われたそうですが、やはり臭いが気になるということで当院での剪除法での手術を希望されました。

切開して確認するとアポクリン腺は残っていました。

臭いが完全になくなるようにきちんとアポクリン腺を除去しました。

広範囲に除去するため、たくさんのアンカー縫合を行って治りもよくなるようにしています。

お子様のワキガ手術についてのQ&Aはこちらです。

ローラー○○○○法2回手術後のワキガ手術

他院でローラー○○○○法によるわきが手術を2回受けたものの治らなかったということで当院へ手術に来られました。

1回受けて『治っていない』と申告すると、『では2回目は半額でします』と2回受けたものの効果はまったくなかったということでした。

わきをみると多量に毛が生えていました。

わき毛がたくさん生えている時点で前回の手術がかなり不完全であることを予想させます。

切開して内部をみると分厚い瘢痕を認めました。

この瘢痕がアポクリン腺を隠してしまっています。

瘢痕を取り除くと毛と共にアポクリン腺がしっかり残っていました。

この写真ではまばらに見えますが、瘢痕を除去すると同時にアポクリン腺もとれてしまうのでまばらに見えるだけで実際にはもっと多く残っていると思います。

こうした瘢痕は剪除法以外では露出することも除去することもできませんから前医での2回目の手術はまったく意味がなかっただろうと思います。

すべて丁寧に除去すると

丁寧に縫合して終了です。

今回は瘢痕もアポクリン腺も完全に除去しましたので、効果を感じていただけると思います。

お子様のワキガ手術についてのQ&Aはこちらです。

他院剪除法術後の剪除法手術

前回は他院で剪除法による手術を受けたものの臭いが改善せず、当院での再手術を希望されました。

前医での手術前から当院のワキガ手術のことはご存じだったということでしたが、まずは保険で剪除法を受けられたということでした。

ワキの状態です。

毛がたくさん残っていて、切開部が膨らんでいます。

右わきです。

毛がたくさん残っている場合まずアポクリン腺はきちんと除去できていないことが充分予想されます。

左わきは傷のふくらみがさらに大きいです。

傷を増やさないために前回の傷を利用する形で手術を行いました。

内部はアポクリン腺がたくさん残っていました。

全て丁寧に除去しました。

前回手術を受けたクリニックで再発していることを伝えると『今度はきちんと汗腺を除去します』と言われたそうですが、『「今度は」ってじゃあ前回はいい加減に手術したってこと!?』と信じることができず当院での手術を選ばれたのでした。

保険で行うワキガ手術が悪いわけではなく、アポクリン腺をきちんと除去しているのかどうかの問題です。

きちんと除去してくれるところで手術すればワキガは治ります。