わきがの再発の診断を行う時にワキガの臭いが確認できるのが一番いいのですが、臭いがはっきり確認できない場合もあります。
この時でも毛がたくさん残っていればアポクリン腺が残っている可能性が高くなります。
今回も他院ワキガ手術後の再手術の方で静岡の方です。
切開して内部を確認すると奥の方にアポクリン腺が残っています。

その他の部位にも毛根がたくさん残っていて瘢痕の中に透けて見えています。


毛根を含む瘢痕ごとアポクリン腺の層をきっちり取り除きます。



これでわきがは治ります。


わきがの再発の診断を行う時にワキガの臭いが確認できるのが一番いいのですが、臭いがはっきり確認できない場合もあります。
この時でも毛がたくさん残っていればアポクリン腺が残っている可能性が高くなります。
今回も他院ワキガ手術後の再手術の方で静岡の方です。
切開して内部を確認すると奥の方にアポクリン腺が残っています。

その他の部位にも毛根がたくさん残っていて瘢痕の中に透けて見えています。


毛根を含む瘢痕ごとアポクリン腺の層をきっちり取り除きます。



これでわきがは治ります。
12月に入ってさらにワキガ手術が多くなっています。
まだわきがのご相談のご予約の申し込みがありますが、年内の手術の空きはかなり少なくなっていますので、手術のご要望に応じるのが難しいかもしれません。
話はかわりますが、今回の方も手術する前から『手術時のアポクリン腺を掲載してください』というリクエストがありました。
アポクリン腺を露出した状態


褐色にポコポコ盛り上がっているアポクリン腺がはっきりわかりますね。
これをすべて丁寧に除去すると


これでワキガは完治します。
当院では他院わきが手術後の再発を治すワキガ手術をたくさん行っています。
ブログをよくお読みいただいている方にはおわかりだと思いますが、わきがの再発が非常に多いことがわかります。(再発というより全く治っていないケースも多くある)
わきがの再発の原因はアポクリン腺の取り残しです。
取り残す要因は
①そもそも治療方法自体がダメなケース
②手術するドクターの技術が未熟なケース
があります。
剪除法以外の手術ではアポクリン腺は完全には取り切れません。
このため当院では最も効果の確実な剪除法で時間をかけて丁寧な手術を行っており、ずっと再発がありません。
また剪除法でもドクターの技術が未熟で、すべてのアポクリン腺を除去できなければ臭いは残ります。
今回のケースも他院剪除法術後の取り残しでした。
わきの主に前方にアポクリン腺


ここを含めワキ全体のアポクリン腺を取り直します。


これで今後ワキガ臭に悩むことはなくなります。
先日は小学4年生のワキガ手術でしたが今回は5年生の手術でした。
小学生のわきが手術を行ってくれるクリニックは少なく、当院では過去に手術したケースでは再発がないことを説明して手術していますが、普通は再発する可能性が高いと説明をしてからしか手術してくれないか、手術自体をしないかのことがよくあると思います。
ブログに手術内容の掲載を希望されるかどうか確認したところ、先の経験からお母さんが『小学生でワキガに悩む方のためにもブログで紹介してください。』ということでした。
小学5年生ながら広範囲にたくさんアポクリン腺がありました。
右内側

右外側

左内側

左外側

どこを見てもアポクリン腺がしっかりあるので、これは臭いを隠すのがたいへんだっただろうと思います。
アポクリン腺はすべて除去




これでアポクリン腺は完全に除去しましたので、今後は汗をかいても平気だと思います。制汗剤を気にして塗る必要もなくなります。
今回の方は関西からの方です。
今回で3回目の手術ですが、1回目と2回目は他院での手術です。
1回目は以前に剪除法でわきが手術を受けてやや臭いは軽減されたようです。
しかしやはりわきがの臭いが残っていて気になり、2回目はカミソリのついたローラーを使って行うワキガ手術受けたものの今度は全くワキガ臭が治らなかったということでいろいろ調べられて当院の情報に接して手術に来られました。
切開して内部を観察するとアポクリン腺が残っていました。


アポクリン腺はすべて丁寧に取り除きます。


わきがを完治させるには汗腺を周囲の組織からはがして完全に削り取ることが必要ですが、直接目で見ながら行う直視下剪除法でなければ、正確な層ではがすこともできませんし、アポクリン腺を完全に除去するのも直視下剪除法でなければ不可能です。
手順を詳しく説明すると、アポクリン腺除去予定部分の真ん中の皮膚に切れ目を入れて、アポクリン腺の層を皮下脂肪からはがすのですが、前回手術を受けていると癒着がおこって固くなっているため非常にはがしにくいことがあります。実際に目で見ながらはがすのもはがしにくいわけですから、目で確認しながら行うことができないローラーでのわきが手術や吸引法でのわきが手術だと正確な層ではがすことはまずできません。このためもっと深い脂肪の層の中をはがすことになります。しかもこの後、皮膚を傷つけずにアポクリン腺を除去しないといけないわけですが、柔らかい皮膚についているアポクリン腺を含む瘢痕の固い組織を皮膚を傷つけることなく削ぎ取るということは実際には剪除法以外ではできないと思います。
例えるならニキビやニキビ跡で皮膚に凹凸のある人が顔の毛を剃る時に、目を閉じた状態でカミソリで毛を剃ってきれいに剃れるはずがなく毛が残るのはわかると思いますが、そのようなことが行われているのでアポクリン腺の取り残しがおこるわけです。
開院以来14年以上たちましたが当院で直視下剪除法でのわきが手術を受けて再発された方はまだおられません。
当院でワキガ手術を行った最年少の方は小学4年生ですが、今回も小学4年生のわきが手術でした。
途中泣くこともなく頑張って手術を受けられました。
ワキガの臭いがすでにでていて、家族だけでなく、ご本人も手術を受けることを納得すれば小学生でも手術は行っています。
『手術中の写真をブログに掲載した方がよろしいですか?』と保護者におたずねしたところ、同じように悩まれている方の助けになるかもしれないので、掲載してくださいということでした。
実際のアポクリン腺です。

しっかりしたアポクリン腺がありました。

これを取り残さぬよう拡大鏡でしっかり確認しながらすべて丁寧に取り除きます。



これで運動して汗をかいても気にすることがなくなると思います。
今日もはるばる三重県からワキガ手術にお越しいただいた方でした。
除去する前のアポクリン腺

アポクリン腺がもりもりしています。

アポクリン腺を丁寧に削ぎ取ると


これで今後ワキガに悩むことはなくなります。
今週はなぜかわきが手術ウィークになっていてわきが手術が続きますが誰も再発させないように丁寧に手術を行います。
再発のないワキガ手術を丁寧に行い続けていることをかなり認知していただけるようになり、全国からワキガ手術にお越しいただくようになっています。
12月もすでにかなりのご予約をいただいています。12月の予定があわず、1月、2月に手術予定の方もすでにおられます。
ワキガ手術は手術に非常に時間を要しますので、どの日でも行えるわけではありません。
このため早めに手術を受けられたい場合はできるだけ早めのカウンセリングを受けられることをおすすめします。
今日の方も東京からお越しいただいたわきが他院術後再発の方です。
『後医は名医』ということわざがあります。
これは「患者さんをはじめに診た医師(前医)よりも、後から診た医師(後医)の方がより正確な診断・治療ができるため名医に見えてしまう」という意味です。
後医は前医を批判できる立場にありますが、そのような批判をしてはいけないと教えられます。
でもこれは道徳的や技術的にきちんとしたまともな治療が行われている場合に言えることで、前回の治療が稚拙であったり、詐欺的治療が行われている場合には当てはまらないと思います。
他院の再発の方の手術をする時に前医の批判を常にしているわけではなく、(もちろん再発しているわけなので手放しで肯定はできませんが)『前回まずまずいい手術がされていますよ』と患者さんに伝える場合もあります。
でも今回の前医の手術は非常に稚拙な手術で、どこのアポクリン腺を除去したのかわからないくらいワキ全体に多量のアポクリン腺が残っていました。
切開部位の近くに多量のアポクリン腺

切開部位よりかなり奥にも多量のアポクリン腺

左側も同じく多量のアポクリン腺


2度とわきが臭に悩むことがないようにきちんとアポクリン腺は取り除きました。






遠方から広島までワキガ手術にお越しいただいた方からメールが届きました。
『早いもので手術してから3ヶ月程経過しました。
全く匂いも気にせず現在も快適に過ごせており、本当に手術を決めて良かったと思っております。
それに広島まで遠かったですが、やはり先生に決めて良かったです。』
喜んでいただけて良かったと思います。
でも3ヶ月の時点では本当の意味では治ったことにはなりません。
少しいいかげんな手術でも3ヶ月の時点では臭いがないことがあるので3ヶ月では判断できません。(3ヶ月ももたなければもっと話になりませんが・・・)
当院の手術だともちろん直後からわきがの臭いはずっとなくなりますが、わきがの臭いがなくなっているかどうかの確認は手術後1年以上経ってから行うことにしています。
当院で手術された方でワキガが再発された方はおられないので、この方も今後も臭いの再発はないと思います。
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