もともと極細麻酔針を使って麻酔を行っていましたが、さらに工夫を加え、注射の痛みをさらに少なくすることが可能になりました。
理論的に効くことは予想できたのですが、まったく副作用はない方法ですが実際にワキガ手術を受けられる方に手術時にその方法を行った時と行わない時の痛みをたずねると全員がその方法を行った方が痛くないと言われているのでこれからは全員にその方法で麻酔を行おうと思います。
今のところはワキガ手術限定となります。
他の治療時にも応用できるものがあれば応用していこうと思っています。


もともと極細麻酔針を使って麻酔を行っていましたが、さらに工夫を加え、注射の痛みをさらに少なくすることが可能になりました。
理論的に効くことは予想できたのですが、まったく副作用はない方法ですが実際にワキガ手術を受けられる方に手術時にその方法を行った時と行わない時の痛みをたずねると全員がその方法を行った方が痛くないと言われているのでこれからは全員にその方法で麻酔を行おうと思います。
今のところはワキガ手術限定となります。
他の治療時にも応用できるものがあれば応用していこうと思っています。
必ず1度の手術でワキガを治したいと情報を集めて当院を見つけられ、福岡から来られました。

制汗剤によるかぶれのため色素沈着が見られます。
切開してアポクリン腺を露出

多量のアポクリン腺が見られます。

アポクリン腺の層はすみずみまで丁寧に除去すると


アポクリン腺を除去した部分は下の層からはがれていますので丁寧にアンカー縫合

反対側も同様に手術しました。
今回は初回手術でしたので約3時間の手術でした。
これでワキガは治ります。
今日もワキガ再発(正確には1度も治っていない)のケースで石川県の方です。
手術前のワキです。

毛がかなり生えているのでこれだけでも前回手術は不充分だと予想できます。
切開してアポクリン腺を露出

アポクリン腺は多量に残っています。

アポクリン腺が存在する範囲まで剥離し、すべて剪除


剪除し終わったところの写真は

これだけだと範囲がわかりずらいので前回手術されたのであろう毛の範囲を青で、今回アポクリン腺を剪除した範囲を赤で示してみると

前回の手術範囲青(毛の範囲)と今回の手術剪除範囲赤がまったく異なるのがわかります。
しかも前回の手術では青の範囲さえ不充分な除去になっているから毛が大量に残っているのです。
丁寧にアンカー縫合

範囲が広く癒着もあったため両脇で約4時間半かかりました。
今回の手術でワキガは完治します。
先日エクスパレル麻酔をモニターの方に使用しました。
手術自体は両脇のワキガ手術でしたが、エクスパレル麻酔の効果を試すモニターですので使ったのは片脇だけです。
手術後4日目に脇の圧迫の綿を除去した時にお聞きしたところ、エクスパレル麻酔をかけた方はほとんど痛みを感じなかったということでした。
麻酔薬なので効いて当然と言えば当然なのですが、脇全体に使用したわけではなく、部分的に使った結果です。
今後も何人かモニターを募ってエクスパレル麻酔の感触を確かめようと思っています。
でも効いたから「エクスパレル麻酔を全例に使おう」ということに今後なるのかどうかは?です。
その理由はエクスパレル麻酔薬が恐ろしいほど高価なためです。
術後数日の痛みを軽減するために追加費用を支払ってまでしてエクスパレル麻酔を受けようと思われる方がどれだけおられるかによると思います。
今日は小学5年生のワキガ手術でした。
小学5年生といってもワキの範囲はかなり広い方でした。
まず切開してアポクリン腺を露出


若い人のアポクリン腺は色は薄めで腺体の大きさも小さいことも多いです。
それでも範囲は広いので完全にワキガを治すためにはすべて取り切る必要があります。


アンカー縫合すると

全景がわからないので広さがわかりにくいかもしれませんが、小学5年生としては非常に広い範囲にアポクリン腺が存在しました。
約4時間の手術でした。
以前は若い方の場合成長とともに再発する可能性があるかもしれませんと説明していましたが、誰も再発しないので今はその説明はしなくなりました。
他院で治療を受けて臭いが治ったように感じたのにまた臭いがしてきたという相談を受けることも多いのですが、それは再発ではなく、アポクリン腺が一時的に痛めつけられたために治ったように感じただけで実は取り残しがあるだけだと思っています。
つまりきちんとアポクリン腺を除去すればワキガは治ります。
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