さくら美容クリニック院長の棒谷です。
今日は小学生のワキガ手術でした。
切開しアポクリン腺を露出
すべてきれいに除去
そして丁寧にアンカー縫合
これでワキガは治ります。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
小学生や中学生のワキガ手術もたくさん行っていますが、これまで再発を経験したことがありません。
要はアポクリン腺を見分けてきちんと除去することができればワキガは治ると考えています。
以前ご紹介した縦横高さのブログが参考になると思います。
今回は沖縄の小学生のワキガ手術でした。
切開してアポクリン腺を露出
小さめのアポクリン腺がたくさんあります。
アポクリン腺がわかりやすいところにマークすると
ぷつぷつしているのがアポクリン腺です。
マークのところだけでなく全体に存在しています。
すべて除去
そして丁寧にアンカー縫合
傷の位置が中央ではなくずれています。
理由を説明するためにマークを付けると
もともとは赤線を引いていないところにアポクリン腺があると予想してその真ん中を切ったのです。
しかし実際はそれより広くアポクリン腺は存在し、特に左側(患者さんの右外側)によりアポクリン腺が広く存在したのです。
これはアポクリン腺を目で確認しながら除去しているのでこのようなことが起きるのです。
アポクリン腺をきちんと除去できればワキガは治ります。
今回の他府県の方で手術を受けられたのは中学3年生ですがお母さんにはじめてご相談いただいたのは約3年前お子さんが小学6年生の時でした。
お母さんはお子さんが『手術を受けよう』という気持ちが固まるのを待たれていたのですが、この3年の間にワキガ臭も強くなり、ご本人も『高校生活はワキガを気にせず送りたい』と決心して手術を受けられました。
切開しアポクリン腺を露出
この写真でわかるアポクリン腺にマークすると
でもこの赤丸にしかアポクリン腺はないのではなく、この写真で指摘できるところが赤丸部分というだけで、黄色い脂肪の下に全体に広くアポクリン腺は存在しています。
こちらも同じでこの写真に写っているアポクリン腺を示すと赤丸部分ですが実際には脂肪の下に広く存在していました。
すべて除去すると
そして丁寧にアンカー縫合
これで高校生活はワキガを気にせず過ごせると思います。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
新年が明け、仕事初日もおかげさまで忙しい1日でした。
ワキガ手術もまた続きますが、本日の方は写真の掲載を希望されませんでしたので写真の掲載はありません。
別件ですが以前当院でワキガ手術を受けて治った小学生の身内の方が相談に来られました。手術した子は完全に治っていて全く臭わないということでした
診察時にはワキガの臭いがはっきりしていたのでこちらとしては安心です。
ワキガであればアポクリン腺をきちんと除去すれば治るからです。
『成長期にワキガ手術をしても治らない』というのは『アポクリン腺をきちんと除去しない(あるいはできない)』と宣言しているようなものだと思います。
逆にワキガだと思っていても原因が他にあればワキガ手術をいくら完全に行っても治りません。
ワキガの臭いがはっきりしない場合は体臭対策ドットコムなどでのチェックをおすすめすることもあります。
原因がはっきりすれば治す方法もはっきりするからです。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
26日にもともとワキガ手術予定だった方が発熱のため手術延期となり、手術枠が空いたのでブログでお知らせしたところすぐに手術希望のご連絡があり、カウンセリングそして手術となりました。
お母さんがすでに当院でワキガ手術を受けられていて今回はお子さんの手術でした。
お子さんはお母さんから急にワキガ手術を受けるようすすめられたようでしたが、頑張って手術にも耐えてくれました。
手術の様子です。
切開しアポクリン腺を露出
子供のアポクリン腺は色が薄いので慎重に確認しながら露出させます
すべて除去
そして丁寧にアンカー縫合
アポクリン腺の範囲は単なる楕円形でなく、ワキの後ろに回り込んでいるような範囲になっていることもありますが、直視下剪除法だとアポクリン腺を目で見て確認しますので慎重に行えば取り残しはありません。
これでワキガは治ります。
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