さくら美容クリニック院長の棒谷です。
5年くらい前にミラドライを受けたものの1ヶ月くらいで再発したということでした。
ミラドライを受けられる時にすでに当院のことも知られていてどちらで治療するか迷われたようですが諸事情でミラドライを受けたもののまったくなおらず、今回5年越しで当院で手術となりました。
切開しアポクリン腺を露出
すべて除去
丁寧にアンカー縫合
これでワキガは治ります。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
ワキガ手術後約1年目の方の検診がありましたので、臭いや汗の量をたずねましたが、全く問題ないということでした。
ワキガ治療後短期は効果があって当たり前で短期の結果を確認する意味はあまりありません。むしろ短期の結果のアンケートを書かせる場合は効果がなくなる前に書かせようとしていると思います。当院では最低でも手術後1年くらい時間が経ってから確認しています。
今は治療後1年以上経ってから検診にお越しになられている方やメールで検診を受けられている方だけにたずねていますが、治療後時間が経ってからご連絡いただけていない方もおられるので今後アンケートをとって確認してみたいと考えています。
さくら美容クリニック院長の棒谷です。
『治療するとワキガが気にならない程度になる』『ワキガは8割治る』というのは要は『ワキガは治りません』と説明しているのと同じです。
ワキガがなくなるのとは違い結局臭いが気になることも多いと思います。
当院では『これまで手術された方が治っているのでワキガはなくなると思います』と説明して手術を行っています。
よく観察していると当院のワキガの手術後の手術範囲(アンカー縫合を行っている範囲)がかなり広いのがわかると思います。
完全にワキガを治そうとするとアポクリン腺をすべて除去しないといけませんから、手術範囲はアポクリン腺の範囲より広くなります。
これはアポクリン腺を目で確認しながら剥離し除去しているわけですが、アポクリン腺がなくなる領域まで剥離していますから、アポクリン腺が無い領域も少し剥離することになるためです。
以前に切開部位が真ん中でなくなるという話をしたことがありますが、手術前に真ん中だと思って切開してもアポクリン腺の範囲が片方に広いと結果的には切開部位が真ん中ではなくなります。当院の手術後の写真を見ると切開が真ん中にないこともよくあると思います。
関連のブログはこちらです。
また左右だけでなくて、ワキの前後も完全にアポクリン腺を除去するようにしています。
広く手術すれば傷の治りに影響しますが、それはアンカー縫合を多数行うことやさまざまな工夫を行うことで補っています。
このため手術時間が長くなっているのです。
最新の記事
カテゴリ一覧
月別
お悩み別メニュー