ピコレーザーの講演もありました。

美容外科学会でピコレーザーの講演もありました。

2年半くらい前のブログでも言及しました。

前回のブログへのリンク

一瞬のうちに高エネルギーのレーザーを照射するレーザーでもこれまではns(ナノセカンド:1ns=10億分の1秒)レベルのQスイッチレーザーだけでしたが、ps(ピコセカンド:1ps=1兆分の1秒)レベルのピコレーザーがすでに発売され、使用されるはじめています。

一番の適応は 刺青 です。

これまでの理論とは少し異なり、色素が機械的に細かく粉砕されるために、色がみえなくなるということです。

直後から効果がでて治療回数がこれまでの3分の1くらいになるということでした。

ただまだ新しいレーザーなので他にどんな用途に使えるのかなどわかっていないことも多いです。

ニキビ跡のくぼみに光治療は効きません

ニキビ跡のくぼみにフォトフェイシャルなどの光治療を行われているケースがありますが、効果はありません。

今日ニキビ跡のご相談にお越しになられた方も、『何十万もかけて、光治療を行ったのに効果がなかった。』ということでした。

光治療自体がダメなわけでなく、光治療はシミや肌のハリをだすにはいい治療ですので当院でも多くの方が受けられています。

しかし光治療はニキビ跡のくぼみにもたるみにも効果はありません。

ニキビ跡を治すには皮膚表面(真皮)を確実に入れ替える治療がよく効きますし、たるみを治すにはもっと深部をひきしめる治療が効果があります。

何でも効くという治療は、どれにもはっきり効かないということを意味する場合もありますので、理屈をよく理解して治療をうけることが必要です。

白内障の手術後たるみが気になる

白内障の手術を受けてから、しわやたるみが気になり、治療を希望される方がかなりおられます。

手術を受けて、物がはっきり見えるようになるのはいいのですが、今までは見えていないために気にならなかったものが見えるために、自分の老化した顔もはっきり見え、しわやたるみに愕然とされるようです。

今日の方も70歳を超える方でしたが、『今のままだとひとに会うのも恥ずかしい。まだまだ外に出て楽しみたいから』ということでPRP治療を行いました。

またの検診が楽しみです。

 

ワキガ手術再発なく10年

最近以前ワキガ手術を受けられた方がまったく別の施術を受けられることが続きました。

当院のワキガ手術は再発がなく、手術後の経過も丁寧に診ていきますので、手術後信頼関係がしっかりできているためかと思います。

もうすぐ手術後再発された方なしで10年が経過します。

広島で開院する以前もいれるともっと長期に再発はありません。

ウエストのサイズは腸内細菌に左右される?

腸内細菌が体脂肪やコレステロール値に影響するという発表がオランダでなされています。

成人してから乳酸菌を投与しても腸内には住みつきません。

だから整腸剤も毎日のように投与するわけですが、新生児に投与すると住みつく可能性は大です。

将来的には『生まれたての赤ちゃんに乳酸菌を投与』したり、『あらかじめ産道に投与しておく』ような時代がくるのかもしれません。

全然痛くなかった

『全然痛くなかった』

今日二重の手術をされた方が手術直後に開口一番おっしゃった言葉です。

痛みを極力感じさせないように麻酔方法にもとてもこだわっています。

こだわりがありすぎて、僕たちの手間は増しているのですが、痛くなくて腫れも少なくできるのであればとことんこだわります。(特殊な麻酔だからといって追加料金はいただいておりません)