ワキガ手術後12年半後の検診

12年半前に当院でワキガ手術を受けられた方がお子さんを連れてワキガの相談に来られました。

もちろんワキガは治っていて汗の量も半分以下ということでした。

手術後1年以上経った傷跡を見る機会は少ないですが、10年以上経った傷跡を見ることができる機会は本当に少ないので興味深いです。

よく見ると傷跡が白く見えるところがありますが、よく見ないとほとんどわかりません。

以前の手術後のアンケートで『10年くらい経って、お子さんがワキガであれば連れてくる』と書いておられたのですが、本当にお子さんを連れてお越しいただきました。

『着る服の素材を気にする必要が無くなり、オシャレの幅が広がった』ということでした。

 

 

工夫を積み重ねて今のわきが手術になっています

当院で行っているわきが手術は直視下剪除法です。

直視下 目で見ながら

剪除法 そぎとる方法

つまり目で見ながら汗腺を確実に除去する方法です。

わきが手術を行っている医師であれば直視下剪除法が最も確実な方法であるということはわかっていると思います。

僕が行ったわきが手術では開院以来15年近くそれ以前も含めるとさらに長く再発がありません。

デメリットは切る手術であるということです。

きっちり切るがためにダウンタイムや傷跡の問題があります。

特に傷跡をいかにきれいに治すかということが重要です。

ずっと以前はわきが手術の時間が1時間40分くらいでしたが、最近は3時間を超えることもしばしばです。

これはきれいに治すための処置に時間がかかっているためです。

患者さんから他のクリニックで『時間が短い方がいい』と言われたとかアンカー縫合という縫合を多くすると跡が残るので『アンカー縫合は少ない方がいい』と言われたというようなお話を聞きます。

それは僕が以前通ってきた道です。

昔はアンカー縫合も少なく、もっと短時間の手術だったのです。

少し考えていただくとわかると思いますが短時間で済むなら僕も楽ですし、手術数も増やせて売り上げも上がります。

でもよりきれいに治したいということを追求してきて今の手術になっています。

ただいくらきれいに治そうと思っても体質の問題もありますし、傷跡を気にされる方もなかにはおられると思います。

当院ではワキガ臭は完治させた上でできうる限りきれいに治すような手術を行っています。

今が完成形と思っているわけではなくさらにきれいに治すために常に向上しようとしています。

 

 

 

 

女性でもモリモリのアポクリン腺

今日は成人女性のわきが手術でした。

女性でもたくさんのアポクリン腺がありました。

すべて丁寧に除去

約3時間のわきが手術でした。

遠方の方からご連絡いただき、『広島に行けないので、地元で優れたクリニックを紹介して欲しい』とご要望があることがありますが、他のドクターの技量がわからないので紹介は難しいのですが、ひとつはカウンセリングで自信をもってワキガが治ることを説明してくれることそして最近思うのはきちんと時間をかけた手術を行ってくれることが重要だと思います。

当院では手術時間が3時間かかることはざらで中には5時間かかったケースもあります。再発の無いように傷もできるだけきれいに治るような手術を丁寧に行うといくら手早く手術しようとしてもそれだけ時間がかかってしまうのです。その時間がかからないということはどこかの工程が違うわけです。

つまり手術範囲が狭かったり、きれいに治すための処置がはしょられているのだと思います。

また初心者でなくベテランのドクターであることも重要です。