医師のワキガ手術を行いました。

今回は手術を行う側のドクターのワキガ手術でした。


普段ワキガ手術をされることは今は無いようでしたが、もし手術をする機会があれば参考になるように途中手術内容を見ていただいて説明しながら手術を行いました。

アポクリン腺はたくさんありました。


範囲が広かったので手術時間は3時間40分と長めでしたがきちんと手術を行いました。


みなさん再発しないワキガ手術を探し求めて当院の情報に接されて手術に来られるわけですが、なぜ再発しないワキガ手術があまり行われていないのでしょう?


理由はいくつもあると思いますがすべて手術を行う医師側の問題です。


1.まずそういう手術ができること自体を手術を行う医師が知らない。

 

 周りに再発しない手術をできる人がいないと教えられないので当然できるようにはなりません。


2.合併症が恐くてできない。

 広く手術すれば血腫(血がたまること)も起こりやすくなり、もし起きれば術後の傷跡に影響するのでそれを防ぐ方法を知っていないと恐くて手術できません。


3.しんどいことはできない。したくない。 

 合併症を防ぐためにさまざまな方法を使って手術を行うわけですが、それには時間がかかります。今回の手術は3時間40分でしたが、男性でワキが広くて、他院手術後の再発の手術などだと5時間くらい手術時間がかかったことがあります。その間の体力、集中力がなければ再発のないきちんとした手術は行えません。


4.指の力がない。

 単純なことですが、指の力も必要で剪除法は反転剪除法とも呼ばれるように、皮膚をめくり返して手術を行うのです。皮膚が固くて反転させにくい場合もあります。これを反転させてそれを維持しながら皮膚をはがしたり、アポクリン腺を除去したりしますので、そのそも指の力とそれを持続するスタミナが必要となります。


5.時間がない。

 余裕をもって手術時間をとっていなければきちんとした手術は行えません。


こうしたことをクリアしないと再発のないワキガ手術を行うことはできません。

大学生のワキガ手術

今回のわきが手術は男子大学生でアポクリン腺は広範囲でした。

モリモリしたアポクリン腺ですね。

これをすべて除去します。

真ん中にアポクリン腺が多いのでわかりやすいように真ん中付近の写真をいつも掲載していますが、真ん中だけ除去しているわけではなく、まばらにアポクリン腺がある周囲のところもすべて取り除きます。

ここからはいつもよりえぐい感じかもしれないので見られる方は覚悟してご覧ください。

 

 

 

右わきのアポクリン腺を除去して傷口を縫い合わせる前です。

ピンク色になっている範囲がアポクリン腺を除去した範囲です。

 

内側の端が見えるように皮膚をめくると

黄色く見えているのは皮下脂肪でその部分は皮膚とくっついている部分です。

内側の端までアポクリン腺がきちんと除去されているのがこれでわかります。

外側も

こちらもきちんと除去されています。

このようにきちんとアポクリン腺を除去すればワキガの再発はありません。

当院でワキガ手術を受けられて再発された方はこれまでおられませんが、『きちんとアポクリン腺を取り切っているから再発しない』ただそれだけです。

もちろん大怪我させているわけですから、とればそれで終わりというわけではなく、それをよりきれいに修復させるような手術や処置も丁寧に行っています。

 

 

すごく大量のアポクリン腺でした。

男性のワキガ手術でアポクリン腺が超分厚い方でした。

モリモリ度がすごいのがわかりますね。

ぶあつくても広くても丁寧に取り除きます。

当院では『ワキガ臭は7割しか治せない』とか『9割しか治せない』とか『小中学生はまた再発する』というような言い訳はありません。

全部除去します。