他院ワキガ手術後の再発をたくさん治してきました。

さまざまなワキガ治療を受けられた方をこれまで治療してきました。

これから言えることは『剪除法が最も確実にアポクリン腺を除去できる方法だ』ということです。

目で確認しながらアポクリン腺を除去できるからです。

これに異論を唱える医師はほとんどいないと思います。

ただ切る手術ですので、傷跡をできるだけきれいに治すための工夫が重要となります。


また剪除法なら誰が行っても必ずワキガが治るわけではありません。


あくまで『アポクリン腺をすべて取り切るなら』ということが前提条件となります。


『保険診療で手術できますか?』『保険できちんと治してくれる病院を紹介してください』というお問い合わせをいただきます。


保険診療でも剪除法は行われていますが、当院はすべて自費診療での手術で保険診療は行っておりません。

自費診療のワキガ手術と保険診療の手術は違うのか?

それは自費だからとか保険だからという違いでなく、単にドクターの技量や考え方の違いです。

つまりどこまでアポクリン腺を除去するあるいは除去できるかにかかっています。

アポクリン腺をすべて除去できるなら自費も保険も関係なくワキガは治ります。

他のドクターの技量はわかりません。

わきがの臭いは手術しても1割~3割の臭いは残ると説明する場合は要は臭いが残ったとクレームを言われた時の逃げ道を用意しているにすぎないと思います。

当院では以前は『わきがの臭いはなくなる』『万が一再発すれば無料で再手術を行う』と説明していましたが、誰も再発していないので『万が一再発すれば無料で再手術を行う』という説明をしなくなりました。

それは『初回手術で丁寧にアポクリン腺をすべて取り除いているから治る』ただそれだけの理由です。

ローラーを使ったわきが手術後の再発のわきが手術

他院でローラーを使ったワキガ手術を受けたものの半年もたずに再発された方の再手術でした。

わきの前方には素のままのアポクリン腺が残っています。

癒着も何もないことから、ここはそもそも前回の手術の範囲に入っていないのがわかります。

つまりそこにアポクリン腺があるということをわかっていないのだと思います。(前回の手術は目で見ながらの手術ではない)

真ん中付近は前回手術にための瘢痕が分厚い為汗腺が隠されていて、パッと見る限りではアポクリン腺はよくわからないのですが

少し瘢痕を削ってみると奥に毛根と共にアポクリン腺がたくさん残っているのがわかります。

 

これをすべて除去すると

今回のように目で確認しながら行う剪除法でないとアポクリン腺はきちんと取り切れません。

剪除法でさえいいかげんに手術すればアポクリン腺は残ります。

この方が受けられたような目で確認しない方法だとさらに不確実です。

今回の手術でわきがに悩むことはなくなります。

 

 

成人のワキガ手術でした

小中高生のワキガ手術が続いていましたが、今日は成人のワキガ手術でした。

ご自身のアポクリン腺をご覧になりたい方が多いので、見分けがつくように小学生とか中学生とか成人とか中学生でも☆がついたり★がついたりしています。

今回のアポクリン腺は

黄色い脂肪に隠れてしまっていますが、ピンク部分がアポクリン腺です。

アポクリン腺すべてとエクリン腺のかなりを含む層を除去すると

これでワキガの臭いはなくなり、わきの汗は少なくなります。

★中学生のワキガ手術

学生さんのワキガ手術が続きます。

今日は中学生でした。

切開してアポクリン腺を確認すると

黄色いところは脂肪で、その合間にあるプツプツしたところがアポクリン腺です。

しっかり取り除くと

ここまで取り除くとワキガの原因となるアポクリン腺はすべてなくなり、多汗の原因となるエクリン腺もかなりの程度に除去されたことになります。

これで運動部で汗をかいても大丈夫です。

☆高校生のわきが手術

今回も高校生のわきが手術でした。

自分のアポクリン腺を確認したいと言われる方がたくさんおられます。

いつものようにアポクリン腺は

たくさんアポクリン腺がありました。

アポクリン腺を取り残さぬようにしっかり除去すると

これで運動してもワキの臭いを気にする必要がなくなります。

 

中学生のワキガ手術:楽勝だったみたいです

『小中学生はワキガ手術をしても再発するのでしない方がいい』と説明して手術をしないクリニックもありますが、当院でワキガ手術を受けて再発された方はこれまでおられません。

小中学生だと手術が怖いのが普通でビクビクされているのがわかることがありますが、今回は余裕があるようでしたので、手術直後におききすると楽勝?だったようです。

アポクリン腺は

普段掲載している写真と比べるとアポクリン腺が少なく見えます。

一部だけ除去しているのではなく、面で除去します。

つまりアポクリン腺らしいアポクリン腺だけでなく、はっきりとはわからないアポクリン腺の芽があっても残らないようにしっかり除去するようにしています。

そのため小中学生でも再発がないのだと思います。

 

医師のワキガ手術を行いました。

今回は手術を行う側のドクターのワキガ手術でした。


普段ワキガ手術をされることは今は無いようでしたが、もし手術をする機会があれば参考になるように途中手術内容を見ていただいて説明しながら手術を行いました。

アポクリン腺はたくさんありました。


範囲が広かったので手術時間は3時間40分と長めでしたがきちんと手術を行いました。


みなさん再発しないワキガ手術を探し求めて当院の情報に接されて手術に来られるわけですが、なぜ再発しないワキガ手術があまり行われていないのでしょう?


理由はいくつもあると思いますがすべて手術を行う医師側の問題です。


1.まずそういう手術ができること自体を手術を行う医師が知らない。

 

 周りに再発しない手術をできる人がいないと教えられないので当然できるようにはなりません。


2.合併症が恐くてできない。

 広く手術すれば血腫(血がたまること)も起こりやすくなり、もし起きれば術後の傷跡に影響するのでそれを防ぐ方法を知っていないと恐くて手術できません。


3.しんどいことはできない。したくない。 

 合併症を防ぐためにさまざまな方法を使って手術を行うわけですが、それには時間がかかります。今回の手術は3時間40分でしたが、男性でワキが広くて、他院手術後の再発の手術などだと5時間くらい手術時間がかかったことがあります。その間の体力、集中力がなければ再発のないきちんとした手術は行えません。


4.指の力がない。

 単純なことですが、指の力も必要で剪除法は反転剪除法とも呼ばれるように、皮膚をめくり返して手術を行うのです。皮膚が固くて反転させにくい場合もあります。これを反転させてそれを維持しながら皮膚をはがしたり、アポクリン腺を除去したりしますので、そのそも指の力とそれを持続するスタミナが必要となります。


5.時間がない。

 余裕をもって手術時間をとっていなければきちんとした手術は行えません。


こうしたことをクリアしないと再発のないワキガ手術を行うことはできません。