ロタウイルスワクチンで1型糖尿病の発生を減らせるかも!?

ロタウイルスは乳幼児の下痢症の大きな原因です。

そして1型糖尿病は膵臓から血糖値を下げるインスリンがでなくなるため高血糖になってしまう病気でインスリンの補充が必要となります。

1型糖尿病の原因はまだはっきりしていないのですが、ウイルスが膵臓のインスリンを分泌する細胞に感染し、細胞を破壊してインスリンがでなくなることも一因だと考えられています。

ロタウイルスワクチンをうった人に1型糖尿病発生率が少なくなったというデータがでています。

これはロタウイルスが膵臓のインスリン分泌細胞を破壊してインスリンをでなくしている場合があって、それをロタウイルスワクチンでしっかり防ぐことで1型糖尿病の発生を少なくできるのではないかというわけです。

1型糖尿病のすべてを防げるわけではありませんが、ワクチンで防げる人がいるのなら有用なことです。