もっと圧迫してかなり多めに中身をだしてみても元に戻っています。
ただし体内に入れたバッグが破れた場合には入れ替える必要があります。


先のブログでも紹介したように最新のバッグは膜(殻:シェル)が頑丈になり破れにくい構造になっています。万が一破れたとしても内部のシリコンが流れ出しにくい粘度の高いコヒーシブシリコンというものになっています。実際にハサミで切ってみるとこのようにわかります。切ってゆするだけでは中身は漏れず、圧迫すると中身がでてきて圧迫をやめるともとに戻っています。
シリコンバッグにも形が違うものがあります。
左のアナトミカルと呼ばれる固めのシリコンを使った上下のあるタイプのバッグと右のラウンドと呼ばれるやわらかめのシリコンを使ったバッグです。
吊り下げるとわかりますが、丸いバッグを使用しても実際には重力のために下の方がより膨らみます.。
授乳後上の方が減ったのを気にされる方も多いですが、下だけでなく上のボリュームを増やすためにラウンドタイプを乳腺下に使用した手術前後の写真です。
FDAが承認しているバッグは、メンター社とアラガン社のラウンドタイプのバッグのみです。
www.sc-hiroshima.com
左から200 225 250 325ccのバッグです。それぞれの高さが2.8 3.0 3.3 4.8cmあります。200 225 250 ccの3つはモデレートプロファイルと呼ばれる背の低いタイプのバッグです。325 cc はハイプロファイルと呼ばれる背の高いタイプのバッグです
左上から時計回りに200 225 250 325ccのバッグです。直径が11.2 11.4 11.5 11.5cmです。数ミリの違いなので、この写真ではよく違いがわかりませんね。でも実際に使うと高さだけでなく横幅もかなりの違いがでますので、もともとの体型やご希望のサイズ、見た目をおききした上で挿入するバッグのサイズを決めます。
以前は豊胸に使うバッグは、シリコンバッグでしたがアメリカで膠原病という免疫の病気との関連が疑われ、1992年にアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる)によって豊胸術への利用がストップされ、生理食塩水のバッグとなっていました。しかし生理食塩水バッグの触感の悪さから、ハイドロジェルバッグやCMCバッグなどの中身が漏れても吸収するタイプの触感のいいバッグが登場しました。しかしこれらのバッグも安全性が不明瞭であったため、2006年に1992年頃に疑われた問題は否定されてFDAの認可が下りてからは、ほぼシリコンバッグが使用されています。ただすべてのシリコンバッグを認可したわけではなく、メーカーや種類が限られています。当院では認可を受けたバッグのみを使用していますが、認可されていないバッグに自分たちで勝手に名前をつけて使用しているところもあります。
左は約20年前のシリコンバッグで、右は現在のシリコンバッグです。見た目にも左のバッグはへにょへにょなのがわかると思いますが、触った時のバッグの丈夫さもまったく異なります。現在のシリコンバッグは以前のシリコンバッグと異なり、バッグの殻(膜)が多層構造の破れにくいものになっており、万が一バッグが破損した場合にも流れ出しにくいコヒーシブシリコンとなっています。
ここでいうホルモン補充療法とは更年期以後の女性に2種類の女性ホルモン、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲスチンという人工プロゲステロン)を補充することにより更年期障害の改善をはじめさまざまなメリットを得ようとする方法です
2002年 7月に、米国国立衛生研究所(NIH)から、HRT(ホルモン補充療法)についての大規模調査結果(WHI報告)が公表されました
一般的に本邦のほとんどの病院で行っているのと同じ、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲスチンという人工プロゲステロン)を併用するホルモン補充療法群と偽薬群(プラセボ)で各疾患の発症比を比較検討しました。
50歳から79歳の健康な?閉経女性16600人を対象として、各疾患の発症とホルモン補充療法の関連性について、調査を行いましたが、合併症があまりに多すぎるため途中で中止になりました
偽薬群の発症率を1とした場合、ホルモン補充療法を行うと、大腸癌が0.65、子宮内膜癌が0.83と低下したが、反対に心臓疾患が1.29、脳卒中が1.41、 肺塞栓症が2.13、乳癌が1.26と増加が見られ、総合的にはリスク(デメリット)がベネフィット(メリット)を上回ると判断され、当初予定 8.5年のところ、5.2年で臨床試験を中止しました。
このため欧米の閉経女性のHRTの安全性について疑問視されるようになり、実際にこの報道以降欧米では多くの人がホルモン補充療法を断念したといわれています
これに対し、WHI報告は普通の更年期女性の集団ではなく、ある程度偏った集団の結果として理解すべきで
・WHI報告の被験者集団は、HRTを通常利用する集団と異なり、平均年齢63.3歳と高齢である
・対象者の多くが肥満しており、約35%の人が高血圧症で、対象者の約半分が過去、または今もタバコを吸っているなど、対象者の健康管理の状態はあまりよくなかった
・白人と東洋人と人種差による体質の違いもある
などの問題点も指摘されており、やや見直しの機運があります。
しかしもともとHRTの普及率の少ない保守的な日本で、この結果を受けて、HRTをやろうという人は少ないと思います
自分の家族にはこのタイプのHRTは行いません。行うとすれば天然ホルモンによるホルモン補充療法を選択すると思います。
天然ホルモン補充療法に関する書籍も出版されていますので、これを読めば上に書かれているようなことについてさらに詳しくわかります。興味があっても自分では行わず、経験のあるクリニックで行ってください。
先週の水曜日に当院のスタッフが自宅で転んで、割れたガラスで足の腱を切り、緊急入院の上、即手術となりました。
施術のご予約をしておられた方には変更等をお願いすることとなり、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びいたします。
普段から何もない平らなところでよく転ぶことがあり、『そんなことではいつか大ケガするよ』と言われていたらしいのですが、それが現実となってしまいました。![]()
脂肪吸引の際にクリスクロス法という言葉が使われます。『うちはクリスクロス法でやっています。』と何か特別な方法をしてるかのような広告をみかけることがありますが、脂肪吸引は通常はすべてクリスクロス法で行います。クリスクロスというのは『交差する』という意味です。脂肪吸引するときに1つの方向だけから吸引すると取りムラができ、でこぼこしたり、へこみができたりすることがあります。これを防ぐために複数の方向から交差するように吸引を行うことをクリスクロス法と呼ぶのです。
また脂肪吸引をするための切開口に近すぎても遠すぎても脂肪は取りにくく、切れ目があるとその近くは空気が入って、圧がかからず吸引できません。
切開する場所は、このクリスクロスを行うことができ、目立たないところで、圧がかかるところで、できるだけ少ない数で、広範囲に脂肪がとれることなどを考慮して切開の部位を決めます
もちろんスキンプロテクターという切開口を吸引棒による摩擦から防ぐ器具も取り付けて傷口を保護した上で吸引を行います
これらの基本的な条件はクリアした上で、あとは一番大切なのは術者の技術とデザイン力です。
脂肪をたくさんとるだけなら誰にでもできます。
いかにでこぼこをさせずに、たくさんの脂肪をとるのかが大切なのと、これに加えて、脂肪をすべて取るのではなくて、どこにどれだけ残すのかということがポイントです。
多くのクリニックがカウンセリングは無料で行っていますので、めんどうでなければ、複数のクリニックをまわってみて『ここだ!』というところを見つけてください。
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