わきが治療は剪除法が好きというかそれしか行っていません。
その理由は1度の治療で確実に臭いをなくすことができる方法だからです。
顔のリフトアップを行うフェイスリフトという手術があります。
やり方によりますが、効果は確実です。
でも人に見せずに済むワキと違い、顔の場合は傷跡が大きな問題となります。
このため頬やフェイスラインのたるみを改善する方法としては効果は高く副作用は少なく傷跡のできないウルセラが好きです。
ウルセラはHIFUという超音波でやけどをさせる(凝固点を作る)治療で、アメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる)に承認されているたるみ治療です。
美容クリニックで使用されている機器で、国内で開発・認可され、製造されている医療用の美容機器はほとんどなく、海外から輸入されたものがほぼすべてを占めています。
多数の機器がありますが実際にはどれが効果や安全性が高いのかわからないのです。
このためFDAに承認を受けているかどうかが大きな基準となっているのです。
あたためてたるみを改善するという美容機器はたくさんあります。
その中でもウルセラは皮下組織や筋膜をしっかりやけどさせて(凝固させて)効果を出す強い治療です。
『ウルセラは痛いが、新型のHIFUは痛くない』と宣伝されている機器もありますが、理屈に合わないので僕はまったく信用していません。
『痛いのはなぜなのか?』それはしっかりやけどしているからです。
ウルセラでも出力を弱めればいくらでも痛みを減らすことはできます。
つまり『痛くない=効果がないor弱い』ということになります。
効果をしっかりだすには安全に高い出力をだせる装置で強く多数の照射を行えばいいのです。
でも強く行った時の問題点は痛みです。
そこで高出力で行いながらできるだけ痛みを減らす工夫を行って僕はウルセラを照射しています。
効果はもちろん個人差があります。
でも切らないにもかかわらず、切る治療のような効果が出る場合もあるのでウルセラが好きです。