弘法は筆を選ばず?

さくら美容クリニック院長の棒谷です。

『弘法筆を選ばず』と言われていますが、それは弘法大師(空海さん)がすごく達筆だったことを他の人が表現しているだけで、実は弘法大師も筆は重要だと思っておられていたようです。

僕も手術器具にこだわりがあります。

たとえばワキガ手術を行う時にもちろん違ったハサミでもある程度のことはできますが、アポクリン腺をきちんと除去するにはよく切れる高級なハサミが必要なのです。

特にワキガ再発のケースではよく切れるハサミが必須です。

1度手術すると手術した部分に硬い瘢痕ができます。

このため他院術後再発のワキガを行う時には瘢痕を削り取ることになります。

皮膚の裏側から硬い瘢痕と残っているアポクリン腺は除去して、皮膚には穴を開けずに残すという精密な操作が必要になります。

この操作を正確に行うためには、どこまで除去したらいいのかという知識・見る目、術者の手の感覚・技術そしてそれを行える器具が必要になります。

料理のプロが切れる包丁にこだわるのと同じです。

『1度手術すると瘢痕になるので再手術できない』とか『完全には除去できない』と説明するドクターもいると思います。

しかし実際にはそんなことはなく瘢痕ごとアポクリン腺を除去すればいいだけです。

過去のブログで紹介している写真をみても、初回手術でも再発の手術でも同じようにつるんと除去できているのがわかると思います。

きちんとアポクリン腺を除去すればワキガは治ります。