思春期でもワキガ手術を行っています

当院では思春期でもワキガ手術を行っていてこれまで再発された方はおられません。

もともと思春期での手術を勧めていたのではなく、手術希望の方がご相談にたくさん来られたのです。

はじめの頃は『思春期の場合もしかしたら成長と共に再発することがあるのかもしれません。』『再発すれば再手術が必要となります』と話して納得された方のみに手術を行っていましたが、開院以来15年以上経ちましたが再発された方がおられないのでその話はほとんどしなくなりました。

思春期でもご本人が気にされていることもたくさんありますし、親御さんがいじめを受けないかと気にされていることが多くあります。

小学生の手術もそもそも勧めていませんでしたが、どうしても手術を受けたいということで低年齢化し、今までの最小学年は小学4年生となっています。

今日の方も思春期での手術です。

アポクリン腺は広範囲に多量にありました。

すべてきれいに取り除くと

これでワキガを気にする必要はなくなります。

今日も中学生のワキガ手術でした

当院では中学生や小学生のわきが手術も日常です。

臭いが強いと制汗剤でも隠し切れないので大変です。

今日も中学生のワキガ手術でした。

アポクリン腺を露出させたところ

除去したところ

反対側も

アポクリン腺を除去すると

これでワキガを気にする必要はなくなります。

 

 

中学生のワキガ手術の詳しい説明

今日も中学生のワキガ手術でした。

今回は詳しく説明してみます。

手術前の表面におおまかな予定手術範囲のマークをつけたところ

毛の生えている範囲に赤マークをつけると

つまり毛の範囲より広めにマーキングしていることになります。

切開して内部を観察、アポクリン腺を露出させます。

外側の手前 ここにはたくさんのアポクリン腺

外側の奥 アポクリン腺はまばらになりますが取り残さぬようすべて露出させます

内側の手前

内側の奥

すべて丁寧に除去すると

外側の端まで完全に除去

内側も端まで完全に除去

表面から見ると

ピンクの範囲がアポクリン腺を除去した範囲です。

これだとマーキングの範囲がわからないのでおおまかにマークをつけてみます。

赤が毛の範囲

オレンジがはじめにマークした剪除予定範囲

緑が実際の剪除範囲です。

つまり毛の範囲や当初の剪除予定範囲よりはるかに広い範囲にアポクリン腺が存在し、それをすべて除去しているわけです。

目で見る手術方法だからこのように確認しながら除去できるのです。

ただしっかり剪除するということは大けがをさせることになります。

つまり大けがを丁寧に治す処置も必要です。

たくさんのブルーの縫合をしているのがわかります。

これをアンカー縫合といいます。皮膚が浮かないようにしています。

周囲についているのは脇の圧迫固定のための綿を固定する糸です。

面倒でもこうしないときれいに治すことができません。

このように丁寧な処置をするからこそワキガを完全に治す手術が行えるのです。