出雲の小学生のワキガ手術

今日は出雲の小学生のワキガ手術でした。

ブログにすべての方を載せているわけではなく、掲載するかどうかやどこまで詳しく書くかもご相談して掲載しています。

アポクリン腺です。

子供でもアポクリン腺の腺体が大きいこともありますが、今回は腺体は小さめです。

取り残さないように注意しながらすべてのアポクリン腺を除去します。

そしてアポクリン腺を除去した皮膚をアンカー縫合でもとの位置に固定します。

ワキガ手術後の皮膚は(全く同じというわけではありませんが、)ある意味植皮をしているのと同じようなことになっています。

植皮というのはやけどやけがをして皮膚が無くなった部分に他の皮膚を移植することです。

このような場合は皮膚の血流が悪いと治りが悪くなるため、皮膚と下層が密着するためと皮膚がずれないようにアンカー縫合を行うのです。

当院では細い糸で多数のアンカー縫合を行っていますが、これだけ多数のアンカー縫合を行うからこそ、アポクリン腺を広範囲に取りきることが可能となり、わきがをきちんと治せることにつながっているのです。